気になっている男性からサシ飲みに誘われると、「自分に好意があるのではないか」とつい期待してしまいますよね。
男性がサシ飲みに誘う心理として、恋愛感情がないケースも想定できます。
しかし、はじめは恋愛感情がなかったとしても、サシ飲みをきっかけに少しずつ関係を進めていけるかもしれません。この記事では、サシ飲みに誘ってくる男性心理と関係性を進めるポイントを解説します。
男性がサシ飲みに誘う心理
サシ飲みとは2人きりでお酒を飲むこと。一般的には異性同士の2人で、居酒屋などでお酒を飲むことを指します。
男性が女性をサシ飲みに誘うのは、恋愛感情を抱いていて「居酒屋デート」に誘っている場合もあれば、単に相手とゆっくり話がしたいケースなど、さまざまな理由が考えられます。
ここでは、男性がサシ飲みに誘うときの心理パターンを見ていきましょう。
暇だから・話の流れ
男性がサシ飲みに誘う理由として「今夜は暇だから、誰かとお酒を飲みたい」というケースがあります。この場合、恋愛感情があるとは限りません。ただ一緒に飲める相手を探していて、女性をサシ飲みに誘うのです。
男性の中には、その場のノリで急にサシ飲みに誘うケースもあります。「飲みに行こう」が口癖の男性は、職場などで女性と話をしているうちに、サシ飲みの流れを作り出す場合もあるでしょう。
仕事の相談がしたい
男性からサシ飲みに誘われた場合、あなたに仕事の相談をしたいのかもしれません。
職場の同僚や上司であれば、恋愛感情とは関係なく、純粋に「仕事の内容をよく理解してくれている人」として誘われている可能性が高いでしょう。ある調査では「お酒を飲みながらだと相談しやすい」と少しでも思っている人は52.8%いると報告されています。
恋愛感情がないのか…と残念がる必要はありません。あなたを信頼しているからこそサシ飲みに誘っているため、恋愛関係に発展する可能性もあるでしょう。
恋愛の相談がしたい
「彼女と喧嘩した」「気になる女性がいるがアプローチの仕方がわからない」など「恋愛の相談をしたいから」とサシ飲みに誘う男性もいます。
先程と同様の調査では「お酒を飲みながらだと相談しやすい」「お酒を飲むと本音を話しやすい」と少しでも思っている人が半数近くいることがわかりました。
もし、男性の恋愛相手とあなたが知り合いの場合、女性の心理を探るためにサシ飲みに誘ってくることもあるでしょう。
好意があるか確かめたい
男性がサシ飲みに誘う理由として、「あなたが自分に対して好意を持っているか確かめたい」というケースもあります。
恋愛話や悩みなど深い話までしてくる男性は、あなたと付き合いたいと思っているかもしれません。前述の調査では「お酒を一緒に飲むと一体感をもてる」と思っている人は45.8%という結果が出ています。
一緒に飲む場を設けることで距離を縮めたい、そんな男性心理が隠れている可能性もあります。
下心がある
サシ飲みに誘う男性の中には、あわよくば女性と体の関係を持ちたいという下心が隠れている人もいます。警戒しすぎる必要はありませんが、度数の強いお酒を頻繁にすすめてくる、夜遅くまでサシ飲みを続けたがる場合には注意しましょう。
特に、サシ飲み中に女性の気持ちを考えず、一方的に行動しようとする男性には要注意です。少しでも違和感を覚えたら、その場を離れる判断も大切です。
男性が恋愛感情がないのにサシ飲みする理由
サシ飲みに誘ってくる男性が、必ずしも恋愛感情を持っているとは限りません。
「だったら同性の友人と飲んだ方が楽しいのでは?」と思いますよね。ここでは、なぜ恋愛感情がないのに女性とサシ飲みしたいのか、理由を解説します。
楽しく話せるから
自分の話を楽しく聞いてくれる女性をサシ飲みに誘う男性もいます。普段からあなたと気が合うと感じている場合、「もっと仲良くなりたい」「もっと話してみたい」とサシ飲みに誘う場合もあるでしょう。
また、男性も女性も、異性と話すときには同性と話すときと少し違う雰囲気になります。その違いを楽しみたい男性は、周りの女性をサシ飲みに誘うこともあるでしょう。
女性の存在に癒されるから
「リラックスした会話を楽しみたい」「穏やかな時間を過ごしたい」と、男性同士の会話では得られない癒しを女性に求めているケースもあります。
男性ばかりで集まると、どうしても仕事の自慢や熱い話になりがちです。楽しい話をしたいときや優しい言葉が欲しいときには、女性をサシ飲みに誘いたくなる男性もいるかもしれません。
男友達には話しにくい真面目な話もできるから
真面目な話を聞いてほしいとき、女性をサシ飲みに誘う場合があります。
例えば将来の夢や不安、仕事への葛藤など、男友達に話すと笑い話にされたり、深刻に受け取ってもらえなかったりするケースです。
お酒の席で男性が真剣な話をし始めたら、丁寧に耳を傾けてみましょう。男性にとって、安心して本音を話せる相手は貴重な存在です。
男性とサシ飲みする前の注意点
男性からサシ飲みに誘われても、そもそも自分が乗り気でない場合には無理に応じる必要はありません。
相手の立場や状況によっては、気まずさや誤解を招く可能性もあるため、丁寧に断る、もしくはサシ飲みではなく複数人飲みにすることも検討しましょう。
ここでは、具体的な注意点をお伝えします。
職場の同僚・上司から誘われる場合
職場の人とサシ飲みをすると、以下の理由から仕事がしづらくなることも考えられます。
周りから「付き合っている」と噂される
男性がサシ飲みをデートと勘違いしてしまう
セクハラをされる
サシ飲みを断る場合、今後の仕事に支障が出ないよう配慮しましょう。
例えば「出勤日の昼休憩に話せませんか」「みんなで飲みに行きましょう」と提案するとスムーズです。
既婚男性から誘われる場合
相手が既婚者やパートナー持ちの場合は、特に慎重な対応が求められます。2人きりで会うと誤解を招き、トラブルに発展するケースも考えられます。実際、パートナーがサシ飲みすることを嫌がる女性は少なくありません。
誘われた際は、相手にパートナーがいるかどうかあらかじめ確認しておきましょう。結婚・交際している場合は、2人きりにならないよう複数人での場を提案するのも有効です。
また、もし自分にもパートナーがいる場合には、事前に「飲みに行ってくるね」と伝えておくか、サシ飲み自体を断るのが無難です。
下心がある人から誘われる場合
男性に下心があるかどうか事前に見分けるのは難しいものの、強引に誘われる場合やサシ飲みの際に強いお酒を飲ませてくる場合には注意が必要です。
男性とサシ飲みするときには飲みすぎやボディタッチを避けて、隙を与えないよう自分の身を守りましょう。
男性との関係性を進めるサシ飲みのポイント
気になっている男性からサシ飲みに誘われたら、ついつい舞い上がってしまってしまいますよね。
ですが、恋愛感情はないのにサシ飲みに誘う男性もいるため、楽しみつつも落ち着いた対応をとるのが重要です。はじめは恋愛感情がなくても、サシ飲みをきっかけに2人の関係が進むこともあり得ます。
ここでは、関係を少しずつ進展させていくために意識したいポイントを紹介します。
自分だけでなく男性にも話してもらう
楽しくなるとつい自分の話ばかりしてしまいがちですが、一方的な会話は男性にとって退屈に感じられる場合もあるでしょう。
「恋愛話」「仕事の話」「趣味の話」など、共通点がありそうなテーマを投げかけてみると、相手も自然と話やすくなります。自分の知らない話題でも、興味を持って質問する姿勢が会話をはずませてくれるしょう。
お互いが気持ちよく話せるように配慮できると、関係を深めやすくなります。
飲み過ぎには注意する
飲み過ぎて酔っ払ってしまうと理性が働かなくなり、思わぬトラブルにつながることがあります。例えば以下のような事態が起こりやすくなります。
感情的になりすぎる
下品なことをしてしまう
体調が悪くなる
介抱してもらう流れから一線を超えてしまう
強いお酒は避け、途中でお水を飲むなど、ペースを自分でコントロールしましょう。理性を保つことがサシ飲みを楽しむコツです。
ボディタッチはしない
サシ飲みの場では、ボディタッチは控えるのが基本です。下心のある男性には、「一線を超えても良いのかな」と受け取られてしまう可能性があります。
また、たとえ仲の良い同僚や部下とのサシ飲みでも、ボディタッチがセクハラと捉えられてしまう場合もあります。適度な距離感を保つと、相手と良い関係が築けるでしょう。
上品な仕草を心がける
男性の中には、女性の上品な仕草にドキッとする人もいます。はじめはあなたに対して恋愛感情がなかった男性でも、女性の上品な仕草を見て少しずつ好意を抱いてくれるかもしれません。
飲みすぎは男性に驚かれる可能性もあるため、お酒は程よく楽しみましょう。
早めの時間で切り上げる
盛り上がると「もう1軒行こう」となりがちですが、サクッと1軒目で切り上げると「また誘いたい」と思ってもらえる可能性も高まります。
もしサシ飲み中に「今度行きたいお店」の話題が出たら、「また今度行こうね」と自然に次の約束へつなげると関係も進展しやすくなるでしょう。
サシ飲みを楽しんで相手と仲良くなろう
男性がサシ飲みに誘ってくれるとき、恋愛感情を抱いている場合もあれば、単に信頼や会話を楽しみたいだけのこともあります。サシ飲みの際に恋愛話や悩みなど深い話までしてくる場合は、あなたに恋愛感情があるかもしれません。
共通しているのは「あなたと仲良くなりたい」という心理が根底にあることです。注意点と関係を深めるポイントをおさえて、少しずつ相手と仲良くなっていきましょう。