「返信が来ないだけで一日中落ち込む」
「相手の予定や気分に合わせてばかりいる」
「本当は嫌なのに、嫌われるのが怖くて言えない」
恋愛をしていると、いつの間にか自分より相手を中心に考えてしまうことがあります。
そんなときに大切にしたいのが、「自分軸」という考え方です。
自分軸とは、相手を無視して好き勝手に生きることではありません。相手を大切にしながらも、「私はどうしたい?」という自分の気持ちを見失わないことです。
恋愛で「自分軸」を失うとどうなる?
好きな人ができれば、相手の気持ちが気になるのは自然なことです。
でも、相手の反応によって自分の価値まで決まるようになると、恋愛はじわじわ苦しくなっていきます。
相手の言動で自分の気分まで決まってしまう
LINEが来れば幸せ。
返信が遅いと不安。
会えると言われれば安心し、予定が変われば「私は大切にされていない」と落ち込む。
気づけば、自分の一日の気分が相手次第になっていることがあります。
もちろん、好きな人の言動に心が動くこと自体は悪いことではありません。
ただ、
「相手がどうするか」
だけに意識が向いてしまうと、自分で選べることまで見えなくなってしまいます。
「嫌われないこと」が判断基準になる
自分軸を失っていると、
「私はどうしたい?」
ではなく、
「どうすれば嫌われない?」
で行動を決めやすくなります。
本当は会いたいのに「忙しいならいいよ」と言う。
傷ついているのに「全然平気」と笑う。
納得できないことがあっても、関係が壊れるのが怖くて何も言えない。
相手を思いやることと、自分の気持ちを消すことは違います。
自分軸とは「自分勝手になること」ではない
「自分軸で生きる」と聞くと、
「自分の気持ちだけ優先するの?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、本当の自分軸はむしろ逆です。
自分も相手も大切にする
自分軸があるということは、
「私はこう思う」
と自分の気持ちを知ったうえで、
「相手はどう思っている?」
にも目を向けられることです。
自分だけを優先する必要はありません。
相手にすべて合わせる必要もありません。
お互いの事情や気持ちを見ながら、
「では、私たちはどうする?」
と考えることができます。
自分の選択に責任を持つ
自分軸とは、自分で選ぶことでもあります。
この恋愛を続ける。
距離を置く。
気持ちを伝える。
今は何も決めない。
どんな選択にも、自分なりの理由があるでしょう。
大切なのは、あとから
「相手がそうさせた」
だけで終わらせず、
「私はあのとき、これを選んだ」
と自分の選択として受け止めることです。
自由に選ぶことと、その選択に責任を持つことは、セットなのかもしれません。
恋愛で自分軸を取り戻すための3つの問い
自分軸は、一度決めたら完成するものではありません。
相手に振り回されていると感じたら、そのたびに自分へ戻ってくればいいのです。
「私は今、何を感じている?」
まずは、相手ではなく自分に目を向けます。
寂しい。
不安。
腹が立つ。
もっと会いたい。
本当は嫌だった。
その感情が正しいか間違っているかを判断せず、まず気づいてみましょう。
「私は本当はどうしたい?」
次に、
「彼は私にどうしてほしいかな?」
ではなく、
「私はどうしたい?」
と聞いてみます。
会いたい。
もう少し安心できる関係がいい。
本音を話したい。
少し距離を置きたい。
すぐに実行できなくても構いません。
自分の望みを知ること自体が、自分軸を取り戻す一歩です。
「この選択は、私の幸せにつながっている?」
そして最後に、
「私はこの関係の中で幸せ?」
と考えてみます。
– 誰かに勝っているかどうか。
– 相手に一番愛されているかどうか。
ではなく、
「私は、この恋愛をしている自分を好きでいられる?」
と問いかけてみる。
それが、自分らしい恋愛を選ぶための大切な基準になります。
自分の幸せを選べる恋愛へ
恋愛をしていれば、相手に振り回される日もあるでしょう。
不安になることも、嫉妬することもあります。
自分軸で生きるとは、何があっても動じない人になることではありません。
心が揺れたときに、
「私はどうしたい?」
と、自分のところへ戻ってこられることです。
相手を大切にする。
周りの人の幸せにも目を向ける。
そして同じように、自分の幸せも置き去りにしない。
恋愛は、誰かに幸せにしてもらうだけのものではありません。
自分もその関係をつくる一人として、どんな恋愛を選びたいのかを考えていく。
その感覚を取り戻したとき、恋愛は「相手次第のもの」から、自分の人生の中で自分が選べるものへと少しずつ変わっていけることでしょう。
