「付き合って2年たつのに、彼から結婚の話が出てこない」「自分たちって周りと比べてペースが遅いのかな」
交際が続くなかで、このような焦りや不安を抱える方は少なくありません。
この記事では、結婚までの交際期間の平均と、将来に向けて確認しておきたいこと、結婚の話の切り出し方を紹介します。
結婚までの平均交際期間はどのくらい?
国立社会保障・人口問題研究所の「第16回出生動向基本調査」によると、調査時点から過去5年間に結婚した初婚どうしの夫婦は、知り合ってから結婚するまでの期間が平均4.3年でした。
ただし、この数字はあくまで「平均」であり、出会い方や年齢によって差があります。
ここからは、出会い方による交際期間の違いを見ていきましょう。
マッチングアプリで出会ったカップルは結婚までの交際期間が比較的短い
国立社会保障・人口問題研究所の調査では、マッチングアプリやSNSなど「ネット」で知り合った夫婦の平均交際期間は2.8年でした。一方、職場や学校、友人・きょうだいからの紹介などを含む従来型の恋愛結婚では、平均交際期間が4.9年でした。
ただし、ネットでの出会いにはマッチングアプリ以外も含まれるため、すべてをアプリ婚のデータとして捉えることはできません。
それでも、出会い方によって結婚までの期間に違いがあることは、自分たちの交際期間を考える際の参考になるでしょう。
30代以降は結婚までの交際期間が短くなりやすい
30代以降では、結婚を意識して交際を始める方もいるため、出会ってから結婚までの期間が短くなるケースがあります。
たとえば、交際を始める段階から結婚の意思を確認したり、子どもを望む場合は妊娠・出産の時期を考えたりと、将来について早い段階から話すこともあるでしょう。
ただし、結婚までの交際期間には個人差があり、30代だからといって、何年で結婚するものだという基準があるわけではありません。出会い方やそれぞれの状況によって、結婚までにかかる期間は異なります。
交際期間が長くても結婚に進まない3つの理由
交際期間が長くなっても結婚の話が出ないからといって、相手に結婚する意思がないとは限りません。
ここでは、交際が長くなっても結婚に進まない理由として考えられるものを3つ紹介します。
結婚について具体的に話し合っていない
結婚の話が出ないまま交際期間だけが長くなる理由の1つに、将来について具体的に話し合っていないことが挙げられます。
交際が順調で大きな不満がないと、「いつか結婚するだろう」と漠然と思ったまま、今後について話さずに過ごすこともあります。
お互いが相手から切り出してくれるのを待っていると、結婚が話題にのぼらないまま時間だけが過ぎてしまうでしょう。
仕事やお金など将来への不安がある
交際期間が長いカップルが結婚に進まない理由は、2人の関係ではなく仕事や経済面にある場合もあります。
たとえば、次のような状況です。
- 仕事が忙しく、生活に余裕がない
- 転職や異動を考えている
- 収入や貯蓄に不安がある
こうした状況では、「結婚したいけれど、今はタイミングではない」と考えている可能性もあります。
結婚の意思がないのではなく、生活の状況が整うのを待っていることが、結婚に進まない理由になっているケースです。
今の関係に満足して結婚を急いでいない
交際や同棲生活がうまくいっていることで、今すぐ結婚する必要性を感じていないケースもあります。
「これからも一緒にいたい」と「近いうちに結婚したい」は、必ずしも同じではありません。一方は「そろそろ結婚したい」と思っていても、もう一方は「今のままで十分」と考えていることもあります。
相手の態度だけで判断せず、それぞれが将来をどう考えているのかを知ることが大切です。
結婚のタイミングを考えるときに確認したい3つのこと
結婚のタイミングを考えるときは、結婚する時期やお金、将来の希望について、2人がどこまで話せているかを確認することが大切です。
ここでは、2人の意識が結婚に向いているかを確認できる3つのポイントを紹介します。
将来の話が「いつか」ではなく具体的な時期で語られているか
将来について話すときに具体的な時期が出ているかどうかが、確かめたいポイントの1つです。
「いつかは結婚したいね」という会話だけでは、2人が同じ時期を想定しているとは限りません。「30歳までに結婚したい」「来年くらいには一緒に住みたい」など具体的な時期まで話せると、お互いが思い描く結婚のタイミングが見えてきます。
将来の話をする目的は、予定どおりに物事を進めるためではなく、2人の希望する時期を知ることです。まずはこれまでの会話を振り返ってみましょう。
お金や住まいなど、2人の将来をイメージできる話ができているか
結婚後の生活について具体的に話せているかも確認したいポイントです。
たとえば、住む場所や家計の分担、貯蓄、働き方などは、結婚すると2人にかかわる問題になります。転勤の可能性やお互いの実家との距離なども、生活を考えるうえでは無視できません。
すべてを結婚前に決める必要はありませんが、こうした話題を避けずに話せるかどうかは大切です。2人の希望や違いを知ることで、結婚後の生活も具体的にイメージしやすくなるでしょう。
結婚・子ども・仕事など将来の希望に大きなズレがないか
結婚そのものだけでなく、その先にどのような生活を望んでいるのかも話しておきたい内容です。
子どもを望むか、仕事を続けたいか、どこで暮らしたいかなどは、人生設計にもかかわります。長く付き合ったあとに将来の希望の違いが分かると、このまま交際を続けるか悩むこともあります。
すべての考えを一致させる必要はありません。違いがあることを理解したうえで、お互いが納得できる形を話し合えるかにも目を向けてみましょう。
結婚やプロポーズの話を切り出すタイミングと伝え方
結婚を望んでいるなら、相手から話が出るのを待ち続ける必要はありません。
ここでは、結婚の話を切り出しやすいタイミングと、相手を追い込まない伝え方を紹介します。
引っ越しや記念日など生活の節目に話す
引っ越しや記念日など節目を迎えるタイミングは、結婚について話すきっかけになります。
たとえば、次のようなタイミングです。
- 部屋の契約更新
- 引っ越し
- 転職や異動
- 交際記念日
- お互いの誕生日
こうした節目に「これからどんな場所に住みたい?」「今後のことも少し話したいな」と切り出すと、将来について話すきっかけを作れます。
仕事で疲れているときや予定に追われているときは避け、2人が落ち着いて話せるタイミングを選びましょう。
相手まかせではなく「自分がどうしたいか」を伝える
結婚について話すときは、相手の答えを聞くだけでなく、自分がどうしたいのかを伝えるのも1つの方法です。
たとえば、「私は30歳くらいまでに結婚できたらいいなと思ってる。あなたはどう考えてる?」と伝えれば、自分の希望を示したうえで相手の考えも聞けます。
結婚したいと伝えることは、すぐにプロポーズや入籍を求めることと同じではありません。自分の希望を伝えたうえで相手の考えにも耳を傾け、2人の将来について話し合ってみましょう。
交際期間に正解はない!結婚したい気持ちは自分から伝えてみよう
結婚までの平均交際期間は、自分たちのタイミングを考える際の目安にはなります。ただし、「何年付き合ったら結婚すべき」という正解はありません。
交際が長くても結婚の話が出ない背景には、具体的に話し合っていない、仕事やお金に不安がある、今の関係に満足しているなど、さまざまな理由が考えられます。
平均期間はあくまで目安として、自分がどのような将来を望んでいるかを考え、相手の希望も知ることが大切です。
結婚したいという気持ちがあるなら、相手からのプロポーズを待つだけでなく、自分から将来について話してみることから始めてみましょう。
