花で黒ずみを表現した下着と女性の腕

フェムケアで黒ずみ対策!おすすめアイテムとケア方法を紹介

2024.09.17
この記事のポイント
  • フェムゾーンが黒ずむ原因
    原因は「色素沈着」!下着のズレやトイレットペーパーの拭き取りなど摩擦や刺激によって黒ずんでいきます。

  • フェムゾーンの黒ずみを予防する方法
    締め付けない下着を使ったり、保湿したりなど予防する方法を詳しく解説します。

  • フェムゾーンの黒ずみ対策に効果的なフェムケア製品
    フェムゾーン専用のクリームなど効果的な対策や製品をご紹介します。
  • フェムゾーンのお悩みで多いのが、「黒ずみ」です。なかなか人に聞きにくい部分なので、どのようにケアしたらよいのか悩んでいるという方も多いでしょう。
    黒ずみの原因はさまざまありますが、日々のケアが大切になってきます。
    この記事では、人になかなか聞きづらいフェムゾーンの黒ずみ対策や予防方法などをご紹介します。

    フェムゾーンが黒ずむ原因は色素沈着!

    保湿ケアをする女性の下半身

    フェムゾーンの黒ずみの原因は色素沈着です。
    色素沈着の原因はどのようなものがあるのかを解説します。

    摩擦によるメラニンの増加

    フェムゾーンが黒ずむ原因は、メラニン色素の増加によるものです。
    メラニン色素は、下着のズレやトイレットペーパーでの拭き取り、ナプキンやおりものシートなどの摩擦や刺激によって増加します。
    これらの摩擦や刺激により、皮膚の中のメラニンが肌の防御をしようと増加し、黒ずみになります。

    体内のメラニンが増えると、顔にはシミができやすく、フェムゾーンは黒ずみやすくなるのです。また、メラニンは肌のターンオーバーによって体の外に排出されますが、フェムゾーンは摩擦や刺激が多く、メラニンの処理が間に合わなくなります。
    そのため、フェムゾーンの黒ずみにつながるのです。

    体内のメラニン量には個人差があり、とくに日本人などの黄色人種は、白色人種に比べると体内のメラニン量が多いため、黒ずみが目立ちやすいと言われています。

    ムレやかぶれ

    ムレやかぶれは肌への刺激となるため、黒ずみの原因になります。
    とくに、月経中にナプキンを替ずに長時間つけてしまっている方は注意が必要です。
    月経中はホルモンバランスの変化によりフェムゾーンが敏感になり、摩擦やムレが刺激になりやすい状態です。

    おりものシートを普段から使用している場合も同様に、長時間使用するとムレやすくなるため要注意です。
    できるだけこまめに交換して清潔を保つことが大切です。

    また、肌に合わない素材のナプキンやおりものシートを使用すると、かぶれの原因になります。
    かゆみやかぶれがある場合は、素材を変えることでトラブルが改善することもあります。自分に合う素材のものを選ぶようにしましょう。

    女性ホルモンの影響

    メラニンは、ホルモンバランスの影響を大きく受けます。

    とくに女性ホルモンのバランスが大きく変化するタイミング、例えば妊娠などでは、ターンオーバーがうまくいかず、メラニンが増えて、黒ずみが起きやすくなります。

    また、年齢を重ねると、ターンオーバーが遅れるため、メラニンが体外に排出されにくくなり、黒ずみができやすくなるのです。

    ストレスによりホルモンバランスが大きく変化する方も多いため、ストレスも軽視できません。
    ストレスや不規則な生活で睡眠不足が続くと肌のターンオーバーが乱れ、メラニンがたまりやすくなるため、黒ずみができやすくなってしまいます。ストレスを軽減し、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

    アンダーヘアの自己処理

    アンダーヘアの自己処理も黒ずみの原因になります。
    カミソリや毛抜きなどで自己処理している場合、皮膚を傷つけてしまい、炎症を起こして色素沈着してしまうことがあります。

    色素沈着を予防するためには、皮膚にカミソリなどを何度も当てないことが大切です。
    自己処理の頻度が多いと肌への負担が大きく、肌トラブルの原因になります。

    肌が弱く荒れやすい場合は、脱毛などを考えてみるのもいいかもしれません。
    脱毛によって自己処理の回数が減れば、肌トラブルも減少し、黒ずみが気にならなくなることもあります。

    フェムゾーンの黒ずみを予防するには?

    健康に気を使っている女性

    フェムゾーンの黒ずみは日々のケアで予防できます。
    ここからは、日々のケアで注意することについて紹介します。

    締めつけのない下着をつける

    きつい下着やタイトな衣類は摩擦の原因になります。
    体に食い込んだり、ショーツの跡がついたりする場合、サイズがあっていない可能性があります。下半身を締めつけないような衣類を選ぶようにしましょう。

    シームレスショーツ(縫い目が少ないショーツ)やTバックショーツは、締めつけによる刺激が少ないため、黒ずみケアを始めたい場合は取り入れてみてもよいでしょう。

    また、黒ずみケアには肌に触れる素材にこだわることもおすすめです。
    綿やシルクなど、天然素材のものは肌への刺激が少なく通気性もよいため、肌トラブル予防にもつながります。
    締めつけのない、素材にこだわった下着を選んでみてはいかがでしょうか。

    保湿をする

    保湿もとても大切なケアの1つです。
    乾燥そのものが直接黒ずみの原因にはなるわけではありませんが、乾燥している肌は刺激を受けやすい状態のため、メラニンが作られやすくなります。

    フェムゾーンは乾燥しやすいため、顔と同じように保湿ケアが大切です。

    とくに40代以降は女性ホルモンが減り、乾燥しやすくなります。また、肌のハリも失われるため、より黒ずみが目立ちやすくなってしまいます。
    フェムゾーン専用の保湿アイテムはたくさん販売されていますので、質感や香りなどお好みに合わせて選びましょう。

    アンダーヘアの自己処理をやめる

    カミソリや毛抜きなどで自己処理をしている場合、それが色素沈着の原因になっているかもしれません。

    カミソリでの自己処理により皮膚にダメージを与え、傷つけてしまうことがあります。その結果、肌がダメージを修復するために、黒ずみになってしまうこともあります。

    アンダーヘアを処理したいけれど、黒ずみも気になるという方は、自己処理はできるだけ避け、脱毛を検討してみてもいいかもしれません。

    ナプキンやおりものシートはこまめに交換する

    ナプキンやおりものシートなどの摩擦が原因で、色素沈着を起こすことがあります。
    また、長時間同じものを当てているとムレの原因になることもあります。

    月経中は湿気がこもり、ムレやすい状態です。また、肌が敏感になっているため、ナプキンが擦れることで、普段より摩擦による刺激を受けやすくなります。

    ムレやかゆみなどの刺激を予防するためには、量にかかわらず、こまめにナプキンを交換して清潔を保ちましょう。

    また、肌に合わない製品は買い替え、通気性のよい製品を選ぶとよいでしょう。

    洗いすぎない

    フェムゾーンを清潔に保ち、ニオイやムレなどの肌トラブルを解消するために、しっかり洗っているという方もいるかもしれません。

    しかし、ゴシゴシ洗うと摩擦により黒ずみの原因になってしまいます。
    清潔にすることは大切ですが、洗いすぎると必要な菌まで流してしまうことにもつながります。
    フェムゾーンは1日1回程度洗えていたらOKですので、洗いすぎないようにしましょう。

    生活習慣の見直し

    肌の中にとどまっているメラニンが排出されないと、色素沈着は改善されません。
    ターンオーバーが乱れる原因は乾燥やストレス、不規則な生活によりホルモンバランスが乱れることや睡眠不足による肌機能の低下、喫煙などがあります。

    肌は睡眠中に生まれ変わるので、質のよい睡眠が取ることや、バランスのよい食生活を心がけることが大切です。

    また、肌のターンオーバーを促すためには、ストレス解消も大切です。自分にあった方法でストレス解消しましょう。

    フェムゾーンの黒ずみに効果的な方法は?

    チューブの保湿クリームを手につける女性

    フェムゾーンの黒ずみの対策や改善方法にはどのようなものがあるでしょうか。
    具体的な製品や方法を解説します。

    フェムゾーン専用クリームを使う

    黒ずみ対策のケアアイテムとして、クリームがあります。
    お風呂上がりなどに手軽に使えるため、自宅でのケアとして取り入れやすいでしょう。

    アンティーム ホワイトクリーム / INTINE ORGANIQUE

    摩擦や乾燥からくる、くすみケアができる美容クリームです。
    オリーブオイルから抽出した自然原料によって、うるおいを与え肌をやわらかくを保ちます。
    トウキ根エキス、ドクダミエキスなど、日本人女性に合わせ「和漢」を新配合し、理想的なバランスでブレンド。
    ストレスを抱えている方の体をいたわり、フェムゾーンをケアできるよう、ホルモンバランスを整える配合です。

    ホワイトニングTAクリーム  / ENAVIS

    美白有効成分であるトラネキサム酸、肌荒れ防止作用があるグリチルレチン酸ステアリル配合。
    ビタミンC誘導体やプラセンタエキスなど、保湿成分もたっぷり入った医薬部外品のクリームです。

    レーザー治療

    自宅でできるケア商品もたくさんありますが、セルフケアで改善できない場合は、美容医療を検討してもいいかもしれません。
    レーザー照射は黒ずみが気になる部分に照射することで、黒ずみを改善する方法です。

    ピンポイントで照射するため、短期間で効果が期待できます。

    少ない回数で確実に効果を実感したい、色むらなく黒ずみの色を薄くしたい、ダウンタイムが少ない治療を受けたいなどといった方におすすめです。

    また、レーザー治療は痛みが気になるという方もいるかもしれません。
    とくにフェムゾーンは体の中でも刺激に敏感なため、顔や体よりも痛みを強く感じことがあります。

    クリニックには、痛みを感じにくい機械を取り入れていたり、麻酔を使用できたりするところもあるため、事前に相談しましょう。

    ケミカルピーリング

    ピーリングは角質ケアの1つです。
    フェムゾーン専用のジェルやパックなどを使用すれば、自宅でも簡単に行えます。しかし、頻度や使用方法を守り、アフターケアまでしっかりしないと肌にダメージを与える可能性があります。

    医療機関やクリニックなら問診後に濃度や薬剤を調整できるため、高い効果が期待できます。
    ただし、粘膜部分には使用できないので注意が必要です。
    また、医療機関やクリニックでは肌質や症状に合わせたケアができるため、肌が弱い人や自分にあったものがわからない方は医療機関やクリニックでのピーリングがおすすめです。

    フェムケアはいつ始めても遅くない!自分に合った方法で黒ずみケア

    お腹を優しく抑える女性の下半身と花

    フェムゾーンのお悩みは人に相談しにくいという方もいるかもしれません。
    しかし、自分の手で自分のカラダを大切にすることはとてもよいことです。
    また、できるだけ早くケアすることで、黒ずみの予防にもつながります。
    フェムケアアイテムや方法はたくさんあるため、自分の悩みに合わせて取り入れやすいものから始めてみましょう。

    この記事を書いた人

    odoriba編集者サムネイル

    オドリバ編集部

    「オドリバ」は女性の悩みに寄り添うメディア。性・カラダ・こころをメインテーマに、ライフステージを駆け上がる女性たちがひと休みできる「踊り場」のように、こころの拠り所になることを目指し誕生しました。

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