「恋愛の主導権を握りたい」
「いつも追いかける側で、正直もう疲れた」
「どうしたら、私の方が大切にされる関係になるんだろう」
もしあなたが、そんなふうに思ったことがあるなら、
それは決して、あなたが欲張りだからでも、冷たい女だからでもありません。
むしろその逆で、
たくさん我慢して、相手を優先して、頑張ってきた証拠だと思います。
この記事では、
「どうやって相手をコントロールするか」
「どうやって追わせるか」
という話はしません。
その代わりに、
- なぜ、あなたは「主導権を握りたい」と思うようになったのか
- 恋愛の力関係は、いつ・どこで決まっているのか
- 本当の意味で“優位な恋愛”に入るための、最初の一歩は何か
を、丁寧に言葉にしていきます。
少し長いですが、
今まで恋愛で消耗してきた人ほど、
最後まで読んでほしい内容です。
「主導権を握りたい」と思ってしまう理由
まず最初に、はっきりさせておきたいことがあります。
「主導権を握りたい」
「恋愛の力関係を優位に進めたい」
そう思う気持ち自体は、
まったく間違っていません。
多くの場合、その気持ちの背景には、
いつも自分ばかり我慢してきた
相手の機嫌や都合に合わせてきた
好きな人の一言で、一喜一憂してしまう
「大切にされている実感」が持てなかった
そんな経験が積み重なっています。
本当は、
- 安心したかった
- 対等な関係でいたかった
- 無理をしない自分で、愛されたかった
だけなのに、
それが叶わなかった。
だから代わりに、
「主導権」「優位」という強い言葉が出てくるんです。
これは、心が自分を守ろうとした結果でもあります。
恋愛の力関係は、テクニック論ではない
よく、
- LINEの頻度をさげた方がいい
- 追いかけない方がいい
- 冷たくした方が相手が追ってくる
そんな情報を見かけます。
でも、実際にやってみて、
うまくいかなかった人も多いのではないでしょうか。
その理由はシンプルで、
恋愛の力関係は、テクニックではなく
「関係に入る前の前提」で決まるからです。
ここで言う前提とは、
相手と出会ったとき、
無意識にどんな立場で関係を始めているか、ということ。
たとえば、
・対等な関係だと思っているのか
・どちらかが合わせる前提になっているのか
この時点で、
恋愛の空気や距離感は、
ほぼ方向づけられていきます。
駆け引きやLINEの頻度は、
そのあとに“表に出てくるもの”にすぎません。
あなたは、無意識に自分を下に置いていない?
恋愛が始まるとき、
あなたは無意識に、自分をどんな立場に置いているでしょうか。
相手と対等な一人の人間として向き合っているか。
それとも、気づかないうちに
「私の方が下かもしれない」
そんな前提で関係に入っていないでしょうか。
これは、意識して選んでいるものではありません。
多くの場合、水面下で、無自覚に起きています。
ここで大事なのは、
これが「あなたが悪いから」起きたわけではない、ということ。
それは、
・過去の恋愛
・人間関係
・育ってきた環境
の中で、
身につけてしまった生き方なだけです。
「彼を立てる」ことが問題なのではない
ここで、誤解してほしくないことがあります。
・思いやること
・相手を立てること
・空気を読むこと
それ自体は、決して悪いことではありません。
問題なのは、
です。
対等な土台からの思いやりは、愛。
劣等感からの思いやりは、自己犠牲。
この違いが、
恋愛の力関係を大きく分けます。
なぜ「自分磨き」が止まらなくなるのか
力関係が不利だと感じると、
多くの人はこう考えます。
「もっと魅力的にならなきゃ」
「もっと頑張らなきゃ」
一見、前向きに見えますが、
ここにも落とし穴があります。
・愛されるために磨く
・捨てられないために磨く
・選ばれる資格を得るために磨く
この自分磨きは、
終わりがありません。
なぜなら、
「今の自分は足りない」という前提のままだから。
そして、どんどん消耗していきます。
優位な恋愛=相手を支配することではない
ここで、改めて定義をはっきりさせます。
恋愛の力関係が優位な状態とは、
【相手をコントロールできること】
ではなく
【自分を犠牲にせずに、関係の中にいられること】
です。
・無理に合わせなくていい
・本音をなかったことにしなくていい
・不安を自分一人で抱え込まなくていい
この状態にいる人は、
自然と主導権を持ちます。
なぜなら、
「失うのが怖くて動いていない」から。
最初の一歩は「自分の望みを言語化すること」
じゃあ、どうすればいいのか。
答えは、とてもシンプルです。
自分の望みを、言語化すること。
・何を我慢しなくていい恋がしたいのか
・どこまでなら譲れて、どこからは譲れないのか
これを、
まずは「自分自身が」分かっていること。
相手に伝えるかどうかは、その次です。
望みが分からないままでは、
力関係が傾く
主導権を握れない
という状態から抜けられません。
望みが分かると、力関係は自然に変わる
不思議ですが、
自分の望みがはっきりすると、
・合わない関係を選ばなくなる
・無理な自分磨きをしなくなる
・我慢が当たり前じゃなくなる
その結果、
・大切にされやすくなる
・追いかけなくなる
・関係が安定する
という変化が起きます。
「追わせる」ために何かをする必要はありません。
自分を下に置かなくなるだけで、力関係は変わるんです。
主導権を握るとは、「戦う」ことではない
最後に、いちばん伝えたいことです。
主導権を握るとは、
相手に勝つことでも、
強くなることでも、
冷たい女になることでもありません。
それは、
自分を後回しにしない
自分の人生を止めない
という対応な選択をすること。
もし今あなたが、
「主導権を握りたい」
「優位に進めたい」
そう思っているなら、
それは、
もう消耗する恋愛を終わらせたいサインです。
どうか、その気持ちを否定しないでください。
そこから、
本当に自分らしい、心地よい恋愛が始まります。
