「もっと素直になれたらいいのに」「嫉妬する自分が嫌い」「どうして私はいつも恋愛で失敗するんだろう」
恋をすると、相手だけでなく、自分の嫌いな部分まで見えてしまうことがあります。
でも、そんな自分を責め続けるより、少しずつ許していくことで、本当に望んでいる恋愛が見えてくるかもしれません。
この記事では、「自分を許すこと」と恋愛の関係について、一緒に考えていきます。
自分を許すと、なぜ恋愛が変わるの?
「自分を許すと恋愛がうまくいく」と聞くと、少し不思議に感じるかもしれません。
自分を許したからといって、突然理想の相手が現れたり、恋人との問題がすべて解決したりするわけではありません。
それでも、自分との付き合い方が変わることで、恋愛の中での選択が変わっていくことはあります。
「こんな自分じゃダメ」が恋愛にも影響する
たとえば、
「嫉妬する私は重い」
「寂しがるのは格好悪い」
「相手に頼ったら嫌われる」
「過去に恋愛で失敗した私はダメ」
そんなふうに、自分の感情や弱さを否定していないでしょうか。
自分の一部を「見せてはいけないもの」にすると、恋愛でも本当の気持ちを隠しやすくなります。
寂しいのに「平気」と言ったり、嫌なのに我慢したり、本当はもっと大切にしてほしいのに「これくらいで十分」と自分に言い聞かせたり。
すると、相手との関係以前に、自分自身が何を望んでいるのかさえわからなくなってしまうことがあります。
自分を許すことは「何でもOK」にすることではない
ここでいう「自分を許す」とは、どんな行動も正当化することではありません。
嫉妬して恋人を束縛してしまったなら、行動については振り返る必要があるでしょう。
誰かを傷つけてしまったなら、謝ったり、同じことを繰り返さないよう考えたりすることも大切です。
でも、
「嫉妬した私は最低」
「失敗した私は愛される価値がない」
と、自分そのものまで否定する必要はありません。
「私は不安だったんだな」
「本当は愛されたかったんだな」
と、自分の気持ちを理解すること。
それが、自分を許すことの第一歩です。
恋愛で「許せない自分」に気づいてみよう
恋愛は、普段なら隠れている自分の感情が表に出やすい場所でもあります。
もしかすると、あなたが苦しんでいるのは恋愛そのものだけではなく、そこで現れた「こんな自分は嫌だ」という自己否定なのかもしれません。
嫉妬したり、不安になったりする自分
好きな人から返信がないと不安になる。
恋人がほかの異性と仲良くしていると嫉妬する。
「もっと私を見てほしい」と思ってしまう。
そんな気持ちを持ったとき、「重い人間だ」と自分を責めてしまう人もいるでしょう。
でも、感情は勝手に湧いてくるものです。
大切なのは、嫉妬しない人になることではなく、
「私は何が怖かったんだろう?」
「本当はどうしてほしかったんだろう?」
と、その奥にある気持ちを知ることです。
誰かに愛されたい自分
「ひとりでも平気な人のほうが自立している」
そんなイメージから、誰かに愛されたいと思う自分を、子供っぽくて恥ずかしいと感じることもあるかもしれません。
でも、誰かとつながりたい、大切にされたいと思うこと自体は、悪いことではありません。
「愛してほしい」という願いを否定するのではなく、
「私はどんなふうに愛されると幸せなんだろう?」
と問い直してみる。
すると、「誰でもいいから愛してほしい」と「こんな関係を築きたい」の違いが見えてきます。
過去の恋愛で失敗した自分
好きではない人と付き合った。
別れたくない一心で相手にすがってしまった。
大切な人を傷つけてしまった。
ときには過去を思い出して、「あのときの自分が許せない」と感じることもあるかもしれません。
でも、そのときの自分には、そのときなりの理由や未熟さ、怖さがあったはずです。
過去をなかったことにする必要はありません。
「あの経験から、私は何を知ったんだろう?」
と考えられるようになると、失敗は未来の恋愛を選ぶためのデータや材料にもなります。
自分を許すと「理想の恋愛」が見えてくる
自分を許すことの大きな意味は、自分の本音を認められるようになることです。
そして、本音がわかると、
「私はどんな恋愛をしたいのか」
という、自分なりの基準も少しずつ見えてきます。
「選ばれること」だけが目的ではなくなる
自分に自信が持てないと、
「私を好きになってくれるなら誰でもいい」
「せっかく選んでくれたのだから、手放してはいけない」
と考えてしまうことがあります。
本当は寂しいのに我慢する。
本当は大切にされていないと感じているのに、「私を好きだと言ってくれるだけありがたい」と思おうとする。
そんな恋愛では、自分が相手を選ぶという視点が抜け落ちてしまいます。
恋愛は、相手から選ばれるだけのものではありません。
あなたにも、相手を選ぶ権利があります。
「私はどうしたい?」が選択の軸になる
自分の気持ちを許せるようになると、
「私は安心できる関係がいい」
「言いたいことを話し合える人がいい」
「一緒にいても、自分らしくいられる恋愛がしたい」
「お互いの自由も尊重したい」
と、自分の望みを認めやすくなります。
理想の恋愛とは、世間から見て完璧な恋愛ではありません。
あなた自身が、
「私はこういう関係を大切にしたい」
と思えることです。
その輪郭が見えてくれば、相手を見る目も変わってきます。
「誰でもいい」から抜け出せる
自分が望む恋愛がわからなければ、相手選びの基準は、
「私を好きになってくれるか」
「条件がいいか」
「ひとりにならずに済むか」
といったものに偏りやすくなります。
でも、自分の理想がわかれば、
「この人と、私が望む関係を築けそうか?」
という新しい問いや視点を持てます。
それは、恋愛の相手をジャッジするための厳しい採点基準ではありません。
自分が幸せになるための「選択の軸」です。
理想の恋愛に近づくために、自分に問いかけてみよう
「自分を許そう」と思っても、すぐにすべてを受け入れられるとは限りません。
まずは、恋愛の中で自分が何を感じているのか、丁寧に見つめていくところから始めてみましょう。
「どんな自分を許せていない?」と考えてみる
まず紙やスマホのメモに、
「恋愛をしているとき、私はどんな自分を嫌いになる?」
と書いてみてください。
何かが浮かんだら、すぐに直そうとせず、
「そう感じている私もいるんだな」
と、まずは多様な自分の存在を認めてみましょう。
自分でも気づかなかった感情が出てくる場合は、シャドーワークを通して、自分の内側に目を向けてみるのもひとつの方法です。
「本当はどんな恋愛がしたい?」と自分に聞く
次に、相手の条件ではなく「関係」に注目してみます。
「どんな人と付き合いたい?」ではなく、
「どんな恋愛をしている私は幸せ?」
と考えてみるのです。
あなたにとって大切なものは、ほかの誰かと同じである必要はありません。
理想は「相手を探す条件」ではなく、自分のコンパス
理想の恋愛が見えてきたら、それを「この条件を満たす人でなければダメ」というチェックリストにする必要はありません。
むしろ、
「私は今、自分が望む方向へ進んでいるかな?」
と確認するためのコンパスとして持っておく。
そうすれば、誰かを好きになったときにも、
「この人に好かれるために、私はどう変わればいい?」
だけではなく、
「この人と一緒にいる私は、自分らしくいられる?」
と考えられるようになります。
自分を許すことは、恋愛を必ず成功させる魔法ではありません。
でも、自分の本音を知り、自分が望む幸せを選ぶための土台にはなります。
「こんな自分では愛されない」と自分を小さくするのではなく、
「私は、どんな恋愛をしたいんだろう?」
と自分に問いかけてみる。
その答えが、あなたにとっての理想の恋愛へ近づく、最初の一歩になるのかもしれません。

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