海辺で向かい合い、会話をしている若い男女の横顔

相手を変えようとしないほうがいい理由とは?恋愛が楽になる考え方

2026.02.25

「喧嘩のたびに彼氏と話し合うけど、相手が全然変わらない」「どうしたらわかってくれるの?」と不満を抱えていませんか?

実は、相手を変えようとするほど、自分自身を追い込んでしまうことがあります。

この記事では、相手を変えようとする心理やうまくいかない理由、無理せず関係を見直す考え方についてお伝えします。

自分の心をすり減らさず、安心できる関係を築けるよう、一緒に整理していきましょう。

相手を変えようとしないほうがいい理由 

相手を変えようとしないほうがいい理由は、他人の考え方や行動は、自分の力では変えられないからです。

人にはそれぞれ育ってきた環境や価値観、これまでの経験があります。
自分にとっての「普通」や「当たり前」の基準が、相手にとっても同じとは限りません。そのため、どれだけ丁寧にお願いしても、本人が心から「変わりたい」と思わない限り、行動は変化しづらいでしょう。

たとえば「もっとマメに連絡してほしい」と何度伝えても、相手が連絡の必要性を感じていなければ、その習慣はなかなか変わりません。むしろ、繰り返し変化を求めると、相手との間に溝ができてしまうケースもあるでしょう。

期待すればするほど思い通りにならず、自分ばかりがストレスを抱え疲れてしまう。そんな悪循環を避けるためにも、「相手を変える」よりも「関係のあり方を見直す」ことに目を向けましょう。

なぜ相手を変えたいと思ってしまうのか

相手を変えたいと思ってしまうのは、その人への愛情や期待があるからです。

大切な存在だからこそ、「もっと自分のことを理解してほしい」「気持ちを受け止めてほしい」と強く思うことがあります。

愛情や信頼があるぶん、「好きなら、これくらい直してくれるはず」「私のために変わってくれて当然」と期待してしまうこともあるでしょう

たとえば、「忙しくても少しは連絡が欲しい」と感じたとき、それは相手に関心があるから出てくる感情です。逆に、相手に全く興味がなければ、そもそも「変わってほしい」とは思わないでしょう。

つまり、相手を変えたいという思いの裏には、「もっといい関係性を築きたい」「幸せな時間を一緒に過ごしたい」という前向きな気持ちがあると考えられます。

相手を変えようとし続けることで起こる問題

相手を変えようとし続けると、関係性を良くするつもりでも、かえって悪化させてしまう可能性があります。「彼のために言っているのに」と思っていても、結果的に距離ができてしまうこともあります。

ここからは、具体的にどのような問題が起こるのか見ていきましょう。

ケンカやすれ違いが増える

相手を変えようとする言動は、ケンカやすれ違いを増やす原因の1つです。

自分の価値観を押し付けると、「私が正しい、あなたが間違っている」という構図になり、相手は責められていると感じやすくなります。

関係を良くしたい思いから「もっとこうしてほしい」「なんでできないの」と伝えても、繰り返されると相手は「ありのままの自分を受け入れてもらえていない」と感じ、次第に不信感を募らせてしまいます。

相手が「自分はこのままではダメなんだ」と思うようになると、心の距離が広がり、会話やスキンシップも自然と減っていきます。

「最近、前より会話が減った気がする」「なんとなく一緒にいても気まずい」と感じているなら、それは信頼関係が揺らいでいるサインかもしれません。

信頼関係が崩れていく

相手を変えようとし続けると、信頼関係まで壊れてしまうことがあります。

何度も変化を求められた相手は、「また何か言われるかも」「どうせ否定される」と感じ、自分の気持ちを隠すようになってしまいます。

気づけば、大事なことを相談してもらえなくなったり、上辺だけの会話になったりする場合もあるでしょう。相手のためを思って話しているつもりでも、相手にとっては「受け入れてもらえない場所」になっているかもしれません。

恋愛そのものが苦しくなってしまう

相手を変えようと一生懸命になるあまり、恋愛そのものが苦しくなってしまう場合があります。

相手のことが好きだからこそ、「わかってほしい」「変わってほしい」と願うものです。
しかし、期待しては裏切られる状況が続くと、疲れやむなしさが次第に募っていきます。

「何度言ってもわかってもらえない」「私ばかり頑張っている気がする」という不満が積み重なると、自分だけが消耗してしまうこともあります。

好きで付き合い始めたはずなのに、一緒にいる時間がしんどく感じてしまうかもしれません。

無理なく人間関係を変化させるための具体策

相手の行動や考え方を変化させたいとき、変える対象を「相手」から「自分」にシフトしてみましょう。

「自分が変われば相手も変わる」という言葉があるように、自分の変化によって、関係性が良い方向に変化するケースもあります。

ここからは、具体的な考え方をご紹介します。

感情や価値観をすべて共有しなくてもいい

恋人同士でも、すべての感情や価値観を分かち合う必要はありません。
人にはそれぞれペースがあり、一人で過ごしたい時間や大切にしたい趣味があるからです。

たとえば、あなたは休日に一緒に出かけたいと思っていても、相手は家でゆっくり過ごしたいと感じているかもしれません。

そんなときは、「いつも一緒に過ごさなければいけない」という考えを少し手放してみるのも1つの方法です。

お互いが自分の時間を持つことで心にゆとりが生まれ、一緒にいる時間をより大切に感じられるようになるでしょう。

相手を否定せず、自分の気持ちとして伝える

相手に気持ちを伝えるときは、言い方に気をつけるだけで、関係が変わることがあります。

主語を「あなた」にすると責めているように聞こえてしまい、相手の反発を招きやすくなります。繰り返されると、心を閉ざしてしまうこともあるでしょう。

たとえば、「あなたはいつも連絡をくれない」ではなく、「連絡をもらえると安心する」のようにポジティブに伝えると、相手も受け入れやすくなります。

「〜してもらえると、私は〜と感じる」のように、自分を主語にしたいい方を意識してみましょう。

この伝え方は「アイメッセージ」と呼ばれ、相手を傷つけずに自分の気持ちを伝えるのに役立ちます。 

感情的なときは無理に話し合わない

感情的になっているときは、無理に話し合わず、時間をおくことも大切です。

怒りや悲しみに支配されていると冷静な判断ができず、本心ではない言葉をぶつけてしまいがちです。「売り言葉に買い言葉」で、本当は思っていないことまで言ってしまい、後悔した経験がある人もいるかもしれません。

たとえば、相手の一言で傷ついたとき、「今すぐ言い返したい」「この気持ちをわかってほしい」と感じたときは、「少し時間をおいてから話そう」と伝え、その場を離れて深呼吸をする、別のことに意識を向けるなどして、気持ちを落ち着ける時間をとりましょう。

落ち着いて話し合えば、お互い冷静に向き合うことができ、同じ問題でも建設的に話せるようになります。

相手を変えようとせず、安心できる関係を築こう

「彼にわかってほしい」「もっといい関係になりたい」と感じるのは、相手を大切に思っている証拠です。

ただ、相手を変えることは簡単ではありません。だからこそ、自分の考え方や行動を見直すことが、関係をよくする近道になります。

相手にわかってもらえないのは拒絶されているわけではなく、ただ価値観や感じ方が違うだけかもしれません。その違いを受け入れ、自分から歩み寄る姿勢を持つことで、安心できる関係を少しずつ築いていけます。

まずは今日から、できることを1つずつ試してみましょう。

この記事を書いた人

ますみサムネイル

ますみ

薬剤師資格を持つWebライター。10年間の調剤経験や心理学の知識を活かし、医療や心のケアに関するテーマを中心に執筆中。誰かの不安にそっと寄り添えるような、安心感のある記事づくりを心がけています。

この記事をSNSシェアしよう

関連記事