彼氏が怖いと感じるのはなぜ?
彼氏が怖いと感じるのは、あなたが敏感すぎるからではなく、彼の言動そのものに原因があります。
まずは、どんな場面で恐怖を感じているのか整理してみましょう。
怒ると豹変するから
彼氏が怖いと感じる原因として、怒った瞬間に人が変わることが挙げられます。急に声を荒げる、物を投げる、壁を叩く、目つきや口調が変わるなど、直接手を出されなくても身の危険を感じる行動は少なくありません。
普段の優しさとのギャップが大きく、次に何をされるか予測できずに体がこわばってしまう場合もあります。「今日は機嫌がいいだろうか」と会う前から顔色をうかがうようになる人もいるでしょう。
不機嫌な態度を向けられるから
不機嫌な態度を長く向けられることも、彼氏が怖いと感じる理由のひとつです。無視やため息、返信が急に止まる、こちらが謝るまで口をきかないといった場面が一例です。
直接責められていなくても、機嫌を損ねないよう先回りする状態が続くと、心はすり減ってしまいます。言いたいことを飲み込む、予定を彼氏に合わせ続けるといった習慣がついてしまう人もいるでしょう。
断ったり意見したりすると責められるから
断ったり意見したりするたびに責められるのも、彼氏が怖いと感じる原因になります。デートの誘いを断ると責められたり、話し合いのつもりが言い負かされてしまったりするケースです。
なかには、性行為を断ったときだけ態度が急変する彼氏もいます。機嫌が悪くなる場面がくり返されると、「また怒られるかもしれない」と不安になり、本音を飲み込むくせがついてしまうこともあるでしょう。
彼氏が怖いのに別れられない心理
彼氏が怖いのに別れられないのは、あなたの意志が弱いからでも判断力がないからでもありません。彼氏を好きな気持ちと不安が同時に働き、決断を難しくしています。
ここでは、別れられない背景にある3つの心理を見ていきましょう。
優しいときの彼氏を信じたいと思ってしまうから
別れられない理由としてまず挙げられるのが、優しいときの彼氏を信じたいと思ってしまうことです。楽しかったデートや大切にされたと感じた記憶があるほど、怖い場面のほうを例外だと考えたくなります。
「謝ってくれたから今回だけ」「普段は優しいから、あれが本当の彼ではない」と自分に言い聞かせ、関係を続けようとする人もいるでしょう。
怒らせた自分が悪いと思ってしまうから
「怒らせた自分が悪い」と考えてしまうことも、彼氏と別れられない原因になります。「私の言い方がよくなかった」「疲れているときに話しかけたから」と、自分に原因があると考えてしまう人もいるでしょう。
彼氏との関係を壊したくない気持ちが強いほど、自分が折れて丸く収めようとする心理が働くこともあります。
別れたあとに新しい彼氏ができるか不安だから
別れたあとの生活や次の出会いへの不安も、決断を鈍らせる要因のひとつです。交際期間が長いほど彼氏のいない毎日を想像しにくく、ひとりで過ごす時間に耐えられるか自信を持てなくなる人もいます。
とくに結婚を意識し始めた時期は「またいい人に出会えるとは限らない」と感じやすいものです。友人から交際や結婚の報告が続くと、焦りから今の関係にしがみつきたくなる場合もあるでしょう。
彼氏の言動がモラハラ・デートDVにあたるケース
交際相手からの暴力は「デートDV」と呼ばれ、精神的・身体的・性的・経済的の4種類に分類されています。殴る・蹴るといった身体的な暴力だけではなく、モラハラと呼ばれる言動の多くも精神的な暴力に含まれます。
該当項目をチェック
以下に当てはまるものがないか、彼氏の言動を振り返ってチェックしてみましょう。
精神的な暴力
身体的な暴力
性的な暴力
経済的な暴力
こうした暴力はくり返されるうちに激しくなり、逃げる機会や気力そのものを奪っていくケースもあります。同じことがくり返されているなら、2人だけで解決しようとせず、第三者の力を借りるタイミングだと考えましょう。
デートDVについては、以下の記事も参考にしてみてください。
彼氏が怖いと感じたときの対処法
彼氏が怖いと感じたときは、我慢して慣れようとするのではなく、あなたの身の安全と気持ちを守る行動を優先しましょう。
ここでは、彼氏が怖いと感じたときにできる6つの対処法を紹介します。
彼氏が怖いと感じた出来事を日付とともに記録しておく
彼氏が怖いと感じたら、まずはその出来事を日付とともに記録しておきましょう。記憶は時間とともに薄れ、「大したことではなかった」と思い直しやすくなるためです。
日時、言われた言葉、彼氏がとった行動、そのときあなたがどう感じたかを、短いメモで残しておけば十分です。LINEのやり取りやメッセージはスクリーンショットで保存しておくと、誰かに相談するときや今後を判断するときの客観的な材料になります。
彼氏が落ち着いているときにあなたの気持ちを伝える
彼氏が怖いと感じているなら、落ち着いて話せるタイミングであなたの気持ちを伝えてみるのもひとつの方法です。伝えるときは「怒鳴るのをやめて」と彼氏の行動を指摘するより、「大きな声を出されると体がこわばる」など、あなたを主語にして伝えましょう。
ただし、身の危険を感じた経験があるなら、無理に伝えようとしなくてかまいません。話す場合には、カフェなど人の目がある場所を選び、安全を確保しましょう。
信頼できる人に打ち明けて第三者の意見を聞く
彼氏が怖いと感じた場合はひとりで悩まず、信頼できる人に打ち明けて、第三者の意見を聞くことも大切です。当事者同士だけで過ごしていると恐怖に慣れてしまい、自分の置かれている状況を客観的に判断しにくくなる場合もあります。
意見を聞く相手は、友人や家族など、あなたの安全を第一に考えてくれる人を選びましょう。話すだけでも状況が整理され、抱えていた不安が軽くなることもあります。
一度距離を置いて冷静に関係を見つめ直す
彼氏が怖いと感じる場面が増えているなら、一度距離を置くのもひとつの方法です。離れてみて初めて、恐怖に慣れていた自分の状態に気づく人もいます。
連絡や会う頻度を減らす、しばらく実家や友人の家で過ごすなど、無理のない形から試してみましょう。冷静さを取り戻せると、彼氏との関係を続けたいかどうかも見えやすくなります。
別れたほうがよいか判断する基準を持っておく
彼氏との関係に迷ったときのために、別れたほうがよいか判断する基準を持っておくのも大切です。好きという感情だけで考えると、優しくされるたびに判断が変わってしまうこともあるためです。
たとえば、次のような状態が当てはまるなら、別れも選択肢に入れましょう。
・話し合っても、彼氏に態度を改める意思が見られない
・愛情より恐怖のほうが大きくなっている
とくに、殴る・物を投げつけるといった身体的な暴力がある場合や、性行為を強要される場合は、外部の力を借りるべき段階です。ひとりで判断せず、次で紹介する相談窓口を頼ってみてください。
ひとりで抱えきれないときは相談窓口を頼る
ひとりで抱えきれないときは、公的な相談窓口を頼りましょう。交際相手からの暴力は、当事者同士だけで解決するのが難しい問題とされています。どこに話せばいいか分からないときは、次の3つの窓口を頼ってみてください。
365日24時間受付。チャットやメールでも相談できる
【DV相談ナビ:#8008】
最寄りの配偶者暴力相談支援センターにつながる
【警察相談専用電話:#9110】
緊急性が高い場合は110番
相談は、別れることを前提としたものではありません。「これってDVなのかな」という段階でも利用でき、プライバシーも守られます。彼氏との関係を冷静に見つめ直すきっかけになるでしょう。
彼氏が怖いと感じたら我慢せず、これからの関係を見極めよう
彼氏が怖いと感じるのは、豹変する態度や不機嫌さ、断ると責められる経験など、彼の行動に理由があります。
とくに怒鳴る、暴言をぶつける、物に当たるといった言動は、モラハラやデートDVにあたる行為です。優しい時期があっても、くり返されているなら2人だけで解決するのは難しいでしょう。
悩んだときは、身近な人や公的な相談窓口を頼ることも大切です。あなたが幸せだと感じられる関係かどうかを、これから見極めていきましょう。

https://odoriba.love/love/3176/