多くの人のシルエットに囲まれ悩む女性のイラスト

“本音”と“ウソ”を見抜け!マッチングアプリで失敗しないための危機管理マニュアル

2025.09.03

相手の本音が分からない――そんな不安を感じるやりとり、誰にでもありますよね。
マッチングアプリを使う女性たちは、どんな工夫で相手の気持ちを見抜いているのでしょうか。

今回は、マッチングアプリを利用している女性1,941名に「相手の本音とウソ」に関するアンケートを実施。
その結果から、「男性のウソを見抜くサイン」や「メッセージから本音を読み取るコツ」を紹介します。

8割近くの女性が「相手を信頼できないと悩んだ経験あり」

アンケート「出会った相手が信頼できないと悩んだ」円グラフの表

マッチングアプリで出会った相手が「信頼できなくて悩んだ経験がある」と回答した人は約78%、「ない」と回答した人は約22%という結果になりました。

具体的な回答としては、次のような声が寄せられています。

「言葉の端々からプロフィールと異なる言動がちらほらでてくる」
「毎日のようにログインしていることで、自分以外にも相手がいるのだろうなと思ってしまう」
「相手は会社を経営していて資産があるというが、ネットで会社名を検索しても出てこなかった」
「中身のないメッセージが続き、本気度が伝わらなかった」

実際にマッチングしても「相手と意思疎通ができているのか不安になる」という声も多く寄せられました。

やっぱり当たる!?女性の“勘”

アンケート「女性の勘は当たるかどうか」円グラフの表

「女性の”勘”は当たると思いますか?」という質問には、85%が「当たると思う」と回答。

「会っても楽しくないだろうと感じた相手とは、どんなに頑張っても話が盛り上がらなかった」
「運転が荒すぎると思ったら、店員さんへの態度も良くなかった」
「見た目も話し方も好青年。理由はないけど、なんとなく違和感を覚え調べてみると、たくさんの女性の影があった」
「デリカシーがない気がしていたが、密着されたときに生理中でと断ったら『俺は気にしないよ』と言われた」
「第一印象で、笑顔が良かったと感じた人とは、5年付き合いました」

科学的根拠はさておき、「女の勘」は信じておいて損はない、というのが世の中の定説なのかもしれません。

プロフィール写真から読み取れる“信用度”

アンケート「プロフ写真のどこが気になるか信用できるor怪しい」比較の表

最初に目に入るプロフィール写真。
女性たちが「信用できる」と感じたポイントは…
「顔がはっきりわかる」や「清潔感がある」、「自然な笑顔」と回答した人が大半を占めました。

「枚数が少なくても、集合写真など周囲からの信頼を感じる写真が載っていること」
「笑顔でも、目や口元までしっかり笑っているかを見ます」
「セルフィー認証(本人確認)をしているか確認する」

一方で、写真から“怪しさ”を感じるポイントとして、こんな声も。

「背景や小物に女性の気配がある写真」
「首から下のきちっとした画像。100%フリー素材だと分かる」
「筋肉自慢の人は、鍛えてる部分の写真しか載せていない場合がある」
「免許証の写真だけで、逆に怪しいので他の写真も送ってもらった」

結局のところ、奇をてらった一枚よりも「誠実さ」や「安心感」が伝わるかが、多くの人にとっての判断基準となっていることが分かりました。

関わってはいけない要注意人物の行動パターン

アンケート「男性の信用できない行動パターン」詳細記載

マッチングアプリで遭遇した「怪しい」と感じたエピソードを集めたところ、素敵な出会いを逃さないために“避けるべき要注意人物”には、いくつかの共通した行動パターンがあることが分かりました。

「実際に家の近くに行ったよと、急に距離が近すぎるメッセージ」
「メッセージの使い回しなのか、違う人の名前が書かれていた」
「謎の暗号や隠語を使ったり、途中から日本語が不自然になり、後々ロマンス詐欺(恋愛感情を使って、お金を振り込ませる詐欺)と知った」
「好きでもないキャラクターの情報が急に送られてきた」
「若い頃は…って過去のことをかなり盛って話す人はウソが多い」
「返信のスピードが遅く、思い出と見せかけて作り話をしているのがわかった」
「前回は“友達と釣りに行った”と言っていたのに、次は“家族と釣り”など、話が毎回食い違っていた」
「お金があるアピールしているのに、ご飯やホテル代に高いなーとケチをつけていた」
「足の写真が欲しいなどの変な要求をしてくる」

「言葉」より「行動」で本気度を見抜け!

アンケート「本気と甘い言葉の違い」比較の表

相手とのやり取りにおいて、「本気」と「甘い言葉」を分けるポイントについて尋ねたところ、答えはシンプルに「言葉より行動」でした。

「前に話した話題を覚えてくれていた」
「プロフィールに載せていることを何度も質問してこない」
「◯月◯日◯曜日の午前◯時、何時にデートしましょうと具体的な提案がある」
「返信が遅れた際にも、体調を気遣う言葉をかけてくれた」
「エッチなことが大好きと正直に言ってくる素直さ」

「早く会いたい」「誠実です」といった言葉は信用されにくく、むしろ「会話を覚えている」「具体的な提案がある」といった行動から誠実さを感じる傾向が見られました。

ウソを見抜いた“決定的瞬間”

アンケート「ウソを見抜いた瞬間」チェックリスト

相手のウソを見抜いたタイミングについては、「メッセージのやり取りの中」または「初回のデート時」に気付いたという回答が多数を占めました。

さらに、ウソに気付いた決定的なエピソードを確認すると、男性側の言動における矛盾や不自然さが露呈したケースが数多く寄せられました。

「アプリに私の男友達の写真が使われていたので、その友達本人に確認したところ『使っていない』とのこと。そこで、アプリの相手に『ご本人ですか?』と尋ねたら、暴言を吐かれてブロックされました」
「(違う相手へのメッセージを誤爆して)『ごめん、太陽がまぶしくて画面がひかってて違う文章送っちゃった』と返信が来た」
「同じ資格を持っていると言われたので専門的な話題を振ったところ、『それ何?』と全く知らなかった」
「連休になるとツーリングとか言って音信不通になる。いつも会おうと言うのは平日」
「渡された名刺の会社に電話したが、実在しなかった」
「飲食店のスマホオーダーで一緒に画面を見ていると、奥さんからのLINE通知。必死に秒で消していたが、時すでに遅し」
「電話が切れていないのに気づかず、ほかの女性と会っているのが丸聞こえ。男女で盛り上がってきたタイミングで大声でその女と男の名前を呼んで修羅場にしてやった」

どうしても聞きたい!本音の探り方

アンケート「本音を聞き出すキラークエスチョン」詳細記載

相手に聞きにくい「浮気性」や「結婚願望」などを、自然に聞き出すためのキラークエスチョンがあると答えた320名の女性から、具体的なセリフをピックアップ!

「浮気しない男性っていると思いますか?と聞く。 浮気をしない人は『いる』と言うし、浮気をする人は『いない』と言う」
「好きな趣味を聞いたあと、その趣味には友人とよく行くのか尋ねる。これで交友関係の傾向が大体分かる」
「あえて、私も結婚願望ない風を装って、『結婚ってだるいと思いません?』と言ってみる。結婚しないほうが良いと思っていれば共感して本音を言うし、違う場合は結婚生活に憧れはあるよ!などと否定してきてくれる」
「最近、何にイラッとした?(その人の怒りの沸点を探る。回答がすぐ出てきたり小さなことで怒るような人は要注意)」

一方で、半数以上の女性が「特別なテクニックはない」と回答。テクニックに頼るのではなく、本当に相手の気持ちを知りたいときには「ストレートに聞く」のが最も効果的とのこと。遠回しな質問よりも、率直なコミュニケーションが大切ということかもしれません。

信じてよかった!本当に信頼できる彼と出会い「恋愛ドラマのようなエピソード」

マッチングアプリでの出会いのなかには「相手の行動で信頼に繋がったエピソード」も寄せられました。

「付き合おうとなったときに私の目の前でサイトを退会した」
「朝帰りになってしまい、親に事情を話して頭を下げてくれた。さらに『真剣交際です』とあいさつまで!」
「デート中に具合が悪くなって、病院まで付き添ってくれた」

失敗しないために意識しているマイルールとは?

最後にマッチングアプリ利用女性たちから「失敗しないために意識しているマイルール」を聞いてみました。

「まずは会うこと。メッセージだけではみんな本音を話さない」
「たくさんやりとりする。ちゃんと伝える。マッチしない条件なら、次へ」
「マイペースを貫く。相手に合わせるのは、お互い信用できる距離感になってからで良し」
「自己紹介やつぶやきを熟読。価値観が合わない人とは続かない」

「気に入られようと相手に合わせすぎない」「直感を信じる」との回答が集まり、自分自身を信じている人が多いようです。

まとめ

今回の調査で見えてきたのは、男性の「本気度」は言葉ではなく、「行動」に表れるというシンプルなもの。
やり取りを重ねる中で、相手の行動に注目し、時には自分自身の直感を信じることが、素敵な恋に繋がる第一歩です。

あなたらしい素敵な出会いを探してみてくださいね。

調査方法:インターネットアンケート
調査対象:ワクワクメールを利用している女性1,941名
実施:2025年8月
調査実施主体:ワクワクメール
調査会社:株式会社ワクワクコミュニケーションズ

この記事を書いた人

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オドリバ編集部

「オドリバ」は女性の悩みに寄り添うメディア。性・カラダ・こころをメインテーマに、ライフステージを駆け上がる女性たちがひと休みできる「踊り場」のように、こころの拠り所になることを目指し誕生しました。

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