「なかなか恋人ができないのは、理想が高すぎるからかな」
周りから「もう少し条件を下げたら?」と言われて、自分でもそうなのかもしれないと思うことがありますよね。
でも、恋人をつくるために、大切にしたいことまで諦める必要はありません。
大事なのは、理想を高い・低いで判断することではなく、「私は本当は何を大切にしたいんだろう?」と整理してみることです。
今回は、妥協するのでも条件に縛られるのでもなく、自分らしく相手を選ぶための考え方を一緒に見ていきましょう。
「理想が高い」と言われると不安になるのはなぜ?
恋人がいない期間が続くと、
「もっと現実を見たほうがいいのかな」
「選びすぎなのかな」
と考えてしまい、自分の基準に自信が持てなくなることがあります。
特に周りが次々と恋愛や結婚をしていると、「私だけ何か間違っているのかも」と焦ってしまうこともあるでしょう。
でも、恋人がいないという事実だけで、「理想が高すぎる」と決めつけることはできません。
恋人をつくること自体がゴールになっていない?
焦っていると、
「とにかく誰かと付き合わなきゃ」
という気持ちになりがちです。
すると、本当は気になっていた違和感にも、
「これくらい我慢しないと」
と目をつぶってしまうかもしれません。
もちろん、すべてが理想通りの相手はいないでしょう。
でも、「恋人がいる状態」になることだけを優先して、自分が大切にしたいものまで諦めてしまったら、付き合ったあとに苦しくなる可能性もあります。
恋人ができることと、幸せな恋愛ができることは、必ずしも同じではないのです。
「条件」と「大切にしたいこと」を分けてみる
「理想の相手」を考えるとき、年齢や年収、身長、職業、見た目など、わかりやすい条件が浮かぶ人もいるでしょう。
そうした希望を持つこと自体が悪いわけではありません。
ただ、その条件を少し掘り下げてみると、本当に欲しいものは別のところにあることがあります。
その条件は、何のために必要?
たとえば、
「年収が高い人がいい」
と思っているなら、
「なぜ私はそれを大切にしているんだろう?」
と考えてみます。
将来のお金に安心したいのか。
旅行や趣味を一緒に楽しみたいのか。
仕事を頑張っている人を尊敬できるからなのか。
同じ「高収入がいい」でも、その奥にある願いは人によって違います。
理由がわかれば、「この条件だけが絶対」という考えから少し自由になり、別の形でその願いを満たしてくれる人にも目を向けられるかもしれません。
譲りたくないものまで「妥協」しなくていい
一方で、
誠実でいてほしい。
話し合いができる人がいい。
お互いの自由を尊重したい。
安心して弱さを見せられる関係がいい。
というような、自分にとって大切な価値観もあります。
そうしたものまで「理想が高いから」と削る必要はありません。
むしろ、自分が幸せな恋愛をするために譲りたくないものは何なのかを知っていることは、相手を選ぶうえで大切な軸になります。
「理想の相手」より「理想の恋愛」を考えてみる
条件を整理するときにおすすめなのは、
「どんな人と付き合いたい?」
だけではなく、
「私はどんな恋愛をしたい?」
と考えてみることです。
相手のスペックではなく、二人の関係を思い浮かべる
たとえば、
何でもないことで笑い合える。
意見が違っても、ちゃんと話せる。
お互いの仕事や夢を応援できる。
一人の時間も尊重できる。
愛情を言葉や行動で伝え合える。
そんなふうに、自分が幸せだと感じる関係を思い浮かべてみます。
すると、
「身長は○cm以上じゃないと」
より、
「一緒にいると安心できる人がいい」
のほうが、自分にとってずっと重要だったと気づくこともあるでしょう。
逆に、「これは私にとって本当に外せない」と改めてわかるものもあるかもしれません。
どちらでもいいのです。
大切なのは、誰かが決めた「普通」ではなく、自分が納得できる基準を持つことです。
妥協するのではなく、選択の軸を持とう
恋愛は、「理想を下げる」か「理想通りの人が現れるまで待つ」かの二択ではありません。
人と出会いながら、
「この条件は、思っていたほど重要じゃなかったな」
と感じることもありますし、
「やっぱり私はここを大切にしたい」
と確信することもあります。
人と関わることで、自分の理想そのものが少しずつ育っていくこともあるのです。
だから、「理想が高いのかな」と悩んだときは、すぐに自分の希望を削るのではなく、
「私は、なぜそれを望んでいる?」
と一度問いかけてみてください。
そして、
「その人といる私は、どんな気持ちでいられそう?」
という視点も忘れずに。
条件を満たしているかどうかだけではなく、自分らしくいられるか、安心できるか、尊敬できるか。
そんな感覚も、恋愛ではとても大切です。
「誰でもいい」と妥協する必要もなければ、「完璧な人」を探し続ける必要もありません。
自分が本当に大切にしたいものを知って、その軸を持ちながら人と出会っていく。
それが、自分らしい恋愛に近づく相手選びなのかもしれません。
