セクササイズって何？そのやり方やメリットを紹介

セックスは身体が火照った感じになりますから、もしかしたらダイエット効果が高いんじゃ？と思っている方もいると思います。実際のところセックスは消費カロリーがウォーキング並にあってちょっとした運動なんです。そこでセックスで積極的にやせようと生まれたのが「セクササイズ」という考え方です。
この記事ではセクササイズの効果とやり方を解説しますので興味のある方は参考にしてみてください。

セックスの消費カロリー

思っている以上にセックスは消費カロリーが高いのを知っていましたか？
30分のセックスなら男性で約110kcal、女性なら約70kcalのカロリーを消費します。
成人男性であれば最低でも20分のウォーキングに相当する運動が1日に必要になり、そのカロリー消費量は約120kcalです。
セックスをすれば、1日に必要な運動を大体したことになるわけです。

セックスをダイエットに特化させたものがセクササイズ

しかし、どうせならもっと多くのカロリーを消費するセックスをしたいですよね。
そこで体位や前戯の仕方を変えて消費カロリーを増やすことでセックスをダイエットに特化させたものがセクササイズなんです。凍てつく冬の夜に寒さをこらえてジョギングやウォーキングをするよりも、愛する相手とのセックスでぬくぬくしながらダイエットもできたら最高ですよね。

セクササイズのメリットとは

その1. 食欲を抑えられる

セクササイズのメリットは数多くあるのですが、ダイエット効果に関連するメリットとしては「食欲を抑えられる」ことが大きいでしょう。
セックスをすると性欲に増大しますから他の三大欲求である食欲と睡眠欲が減退します。寝る前に小腹がすいた場合はセックスをしてメンタルフルネスを感じそのまま眠るのがダイエット的には最高です。セックス後には心地よい疲労感と共に脳がドーパミンで満たされていますから安眠できる可能性もグッと高くなります。

その2. アンチエイジング効果

しかも成長ホルモンの分泌が盛んになった状態で眠れるので新陳代謝を高めますからアンチエイジングにはもってこいです。
特に注目したいのが究極の若返りホルモンと評判の「DHEA」です。皮膚の色素沈着や動脈硬化、さらにはアルツハイマーにまで効果があるとされています。
質の高いセックスはダイエット効果以外にも様々なメリットがあるわけです。

その3. ストレス無くカロリーを消費できる

セクササイズは普通の運動に比べて若干カロリー消費量が少ないのですが、それを補ってあまりあるメリットがあります。
代表的なのは運動に比べてストレスが少ないことです。
実は強度の高い運動というのはストレスが高く脳にダメージを与えるという報告があります。
日頃から激しい筋トレをやる人が寝不足にかかるのも運動中のストレスが一因と言われています。

その4. メンタル面での充実

セックスには一般的な運動で感じるようなストレスは一切ありません。
むしろ行為の最中に幸せホルモンと呼ばれるドーパミンが分泌されます。ドーパミンが分泌されると脳は幸福感で包まれます。さらにストレスによって欝気味になり減退した意欲を復活させるのにも役立つんです。
体重を減らすだけの運動ダイエットよりメンタル面の充実がはかれるセクササイズの方がおすすめです。

セクササイズによって鍛えられる部位とは？

セクササイズによって鍛えられる代表的な部位は、太もも(内転筋)・腹筋・腰(大腰筋)・お尻(大殿筋)・三角筋・上腕三頭筋・前腕筋・肛門括約筋です。セックスと言うと腰だけ振っているイメージですが、複数の体位を取り入れれば膝上から肩までまんべんなく鍛えられます。
逆に、鍛えたい部位がある場合はその筋肉に負荷のかかる体位を重点的に楽しむことで効果的に鍛えることもできます。
同じ体位でも、ちょっと姿勢を変えて筋肉の負荷をあげることでダイエット効果を高められるのもセクササイズの強みです。
例えば後背位において膝を肩幅くらいまで広げて腰を前後に動かすと、いつもより太ももやお尻に負荷をかけることができます。

そして当然ですが、セクササイズで鍛えられる筋肉はどれもセックスに必要な筋力ばかりなので、効果的に鍛えることでセックスに必要な動きがスムーズになり、充実した時間を過ごせるようになります。

簡単にできる！セクササイズのやり方

その1. 正常位にセクササイズを取り入れてみる

まず最初は馴染み深い正常位にセクササイズを取り入れてみましょう。うつ伏せになった女性に男性が覆い被さる私になる正常位、体位の中でも比較的楽な部類に入ります。30分程度のセクササイズで消費するカロリーは男性が55kcal、女性が32kcalと少ないのも仕方ないところ。
そのため消費カロリーを上げるには積極的に負荷のかかる姿勢を取る必要があります。男性なら腰を浮かせた姿勢を維持すると大殿筋や内転筋に大きな負荷がかかって消費カロリーをアップさせられます。さらにこの状態から腰を振ると腹筋や腹斜筋も鍛えることできます。

腰を意識して動かす

女性側が鍛える場合は腰を浮かせましょう。腰を浮かせるときに意識する筋肉によって鍛える部位を変えることができます。
下っ腹に力を入れるようにすれば腹筋に、膝をおへそに引き寄せるイメージでやれば大腰筋が鍛えられます。
辛くなったら楽な姿勢に戻して、また再開しましょう。

その2. 立ちバックにセクササイズを取り入れてみる

ふたつ目はいかにも消費カロリーが大きそうで実際に大きい立ちバックです。やり方は二人とも立った状態で男性が女性の背面に立ち、女性はベッドなどに手をつきます。それから男性が挿入し行為を始めます。

立ちバックの何がしんどいかと言うと姿勢を制御するのが難しいためです。行為の最中に挿入が崩れてしまうから立ちバックが苦手と言う方が多いのはそのため。立ちバックを上手くやるコツは女性が何かを手で掴んでやることですが、セクササイズでは逆をすることでエクササイズ効果を高めます。

コツは姿勢を維持させること

女性は手を男性に掴んでもらって、両足で姿勢を維持するようにします。スクワットのようにお尻を突き出した状態を維持するので、ふくらはぎ・内転筋・大殿筋・腹筋を同時に鍛えることができ消費カロリーも50kcalと高いです。
体型の変化も感じられるセクササイズで、続ければヒップアップやウエストの引き締め効果が期待できます。

まとめ

セクササイズは楽しみながら痩せられるという新感覚のダイエットメソッドです。普段のセックスにひと手間かけることでやせ効果を付け加えることができます。
スタイルが良くなるだけじゃなくセックスも充実したものになるので、互いにダイエットの必要性を感じているカップルは積極的に取り組むといいでしょう。始めるのに道具を購入する必要もありませんし、興味があれば今夜からでも始められます。