額を合わせて微笑む幸せな表情のカップル

女性から誘うのってアリ?セックスの誘い方・断り方をシチュエーション別に解説

2025.11.01

「今日、泊まっていかない?」
そう言いたいのに、言葉が出てこない。女性から誘うのって、がっついてると思われないかな?軽く見られないかな?そんな不安で、結局何も言えずに終わってしまう。
逆に、彼から誘われたけど今日は疲れてる…でも断ったら傷つけちゃうかな?冷めたと思われるかな?そんな葛藤で、無理して応じてしまう。
セックスの誘い方も、断り方も、実は多くの女性が悩んでいるテーマでもあります。
この記事では、女性目線で「誘いたいときはどう誘えばいい?」「断りたいときはどう伝えればいい?」をシチュエーション別に、具体的なフレーズと一緒にお伝えします。

【誘う編】女性から誘うのは実際どう?男性の本音

まず、一番気になるのがここですよね。「女性から誘うって、男性的にどうなの?」
結論から言うと、ほとんどの男性は「嬉しい!」と答えます。
「自分を求めてくれている」という事実が、男性の自尊心を満たすんです。
「俺のこと、そんなに好きでいてくれるんだ」という喜び。これは、誘われる側じゃないとわからない特別な感情です。

ただし、誘い方次第で印象は変わります。

男性が喜ぶ誘い方のポイント

✓ さりげなく、でも意思は明確に
あまりにストレートすぎると、男性が「え、今?ここで?」と戸惑うこともあります。でも、遠回しすぎると気づいてもらえない。ちょうどいい塩梅が大切。

✓ 「あなただから」という特別感を出す
「今日誰でもいいから」じゃなくて、「あなたとだから」というメッセージが伝わると、男性はより嬉しく感じます。

✓ タイミングを見極める
相手が疲れていたり、仕事で頭がいっぱいだったりするときは、誘っても空回りすることも。リラックスしているタイミングを狙いましょう。

では、具体的なシチュエーション別に見ていきましょう。

シチュエーション別:セックスの誘い方

①付き合いたての彼氏を誘う

付き合い始めて、初めての夜を迎えるとき。彼から誘ってくれるのを待っているけど、なかなか誘ってこない...もしかして、私に興味ないのかな?

そんなとき、女性から誘うのは全然アリです。むしろ、男性側も「嫌がられたらどうしよう」「タイミングがわからない」と悩んでいることが多いんです。

誘い方の例

【遠回しバージョン】

  • 「今日、もう遅いし...泊まっていく?」
  • 「もうちょっと一緒にいたいな」(手を繋ぎながら)
  • 「まだ帰りたくないな...」(上目遣いで)

【ストレートバージョン】

  • 「ねえ、今日泊まっていって。一緒にいたい」
  • 「キスだけじゃ物足りないな...」(キスしながら)
  • 「あなたともっと近づきたい」

【ボディタッチから誘うバージョン】

  • キスをしながら、自然に彼の手を自分の体に導く
  • ソファで映画を観ながら、彼の膝に頭を乗せる→見つめる
  • ハグしたまま「このまま離れたくない」と囁く

初めてのときは「恥じらい」も武器に
完璧に誘おうとしなくていいんです。「恥ずかしいけど、でも伝えたい」という気持ちが、彼の心を動かします!
顔が赤くなってもいい。言葉が詰まってもいい。そのぎこちなさが、初々しくて愛おしいんです^^

②セフレ・曖昧な関係の相手を誘う

友達以上恋人未満、いわゆる「都合のいい関係」。でも、こちらから毎回誘うのは「都合のいい女」に見えそうで怖い。
このシチュエーションでは、カジュアルさと対等な関係性がポイントです。

誘い方の例

【LINEでカジュアルに】

  • 「今日暇?うち来る?」
  • 「久しぶりに会いたいな」
  • 「今夜空いてたら、飲みに来ない?」

【会っているときにストレートに】

  • 「ねえ、今日泊まっていく?」
  • 「「この後、どうする?」(意味深な笑顔で)
  • 「もう1軒、うちで飲み直さない?」

「都合のいい女」に見えない境界線
重要なのは、相手の都合ばかり優先しないこと。

× NG:「いつでもいいよ!何時でも行くよ!」
◎ OK:「今週の金曜なら空いてるけど、どう?」

自分の予定や都合も伝えることで、「私にも生活がある」というメッセージが伝わります。
対等な関係を保つためには、こちらも選ぶ権利があることを示すことが大切です。

③夫・長年の彼氏を誘う(マンネリ打破)

一緒にいる時間が長くなると、セックスレスになりがち。「今さら誘うのも恥ずかしい」「断られたらショック」...でも、本当は触れ合いたい。
このシチュエーションでは、日常の延長線上で、自然に誘うのがポイントです。

誘い方の例

【日常の中で自然に】

  • お風呂上がりに「今日、いい匂いのボディクリーム使ったの。嗅いでみる?」(近づく)
  • 一緒にソファでテレビを観ているとき「ねえ、マッサージしてあげようか?」
  • 寝る前に「最近、ちゃんとハグしてないよね」(抱きつく)

【サプライズ要素を入れて】

  • 新しい下着を買って、さりげなく見せる
  • 「今日、早く帰ってきて。楽しみにしてるから」とLINE
  • キャンドルを灯して、ワインを用意して待つ

【ストレートに気持ちを伝える】

  • 「最近、あなたとちゃんと触れ合ってないなって思って。寂しかった」
  • 「久しぶりに、2人の時間を大切にしたいな」
  • 「わたしのこと、まだまだ女として見てほしい」

恥ずかしさを乗り越える方法
長年一緒にいると、「今さら」という気持ちが邪魔をします。でも、その「今さら」を乗り越えた先に、新しい関係性が待っています!
たとえば...
◎ 照明を暗くして、恥ずかしさを軽減する
◎ お酒の力を少し借りる(飲みすぎは禁物)
◎ 「恥ずかしいけど、でも伝えたかった」と正直に言う

【断る編】女性から断るのは実際どう?男性の本音

誘う編と同じくらい、いやもしかしたらそれ以上に気になるのが「断ったら、男性はどう思うの?」ですよね。
正直に言うと、断られるのは男性にとって傷つく経験です。 でも、それは「断られたこと」自体よりも、「断られ方」や「その後の態度」に左右されます。

男性が語る「断られたときの本音」

✓ 理由がわかれば、納得できる
「ただ『無理』とだけ言われると、『俺のこと嫌いなのかな』『魅力がなくなったのかな』と不安になる。でも『疲れてる』『体調悪い』って理由があれば、『そっか、仕方ないな』って思える」

✓ 無理してされるより、正直に言ってほしい
「義務感でされるのが一番辛い。明らかに嫌そうな顔されたり、されるがままって感じだと、すごく申し訳ない気持ちになる。断ってくれた方が、お互いのためだと思う」

✓ 次の機会を匂わせてくれると安心する
「『今日は無理』だけだと、『もう俺に興味ないのかな』って思っちゃう。でも『明日ならいいよ』『週末ゆっくりしよう』って言われると、『ああ、今日がダメなだけなんだ』って安心する」

✓ 曖昧な態度が一番困る
「『うーん...どうしようかな...』って曖昧にされると、誘い続けていいのか、諦めるべきなのかわからない。Yes か No、ハッキリしてほしい」

✓ 断った後も普通に接してほしい
「断られた後、何日も気まずい雰囲気が続くと、『俺、何か悪いことしたのかな』って落ち込む。翌日普通に話しかけてくれたり、LINEくれたりすると、『ああ、大丈夫なんだ』ってホッとする」

つまり、断ること自体は問題じゃない。断り方と、その後のフォローが大切ということなんです。

では、具体的にどう断ればいいのか、シチュエーション別に見ていきましょう

シチュエーション別:セックスの断り方

①疲れているとき・気分じゃないとき

一日中働いて、クタクタで帰宅。お風呂入ってすぐ寝たい...そんなときに彼から誘われたら?
無理して応じる必要は、ありません。大切なのは、相手を傷つけずに、自分の状態を伝えることです。

断り方の例

【やんわりバージョン】

  • 「ごめんね、今日すごく疲れちゃって...次でもいいかな?」
  • 「今日はハグだけで許して。疲れすぎて動けない...」
  • 「今日は早く寝たいの。また今度ゆっくりね」

【ストレートバージョン】

  • 「今日は本当に無理。体が限界なの」
  • 「ごめん、今日は1人でゆっくり寝たい気分」

【「次」を提案するバージョン】

  • 「今日は疲れちゃったけど、週末ならゆっくりできるよ」
  • 「明日休みだから、明日の夜がいいな」
  • 「次の約束しよう。それまで楽しみにしててね」

やってはいけないNG断り方
×「また?この前もしたじゃん」(相手を責める)
×「そういう気分じゃないから」(理由を言わずに拒絶)
× 無言で背を向ける(コミュニケーション拒否)

理由を伝えずに断ると、相手は「俺が嫌いになったのかな」「魅力がなくなったのかな」と不安になります。「疲れてるだけで、あなたが嫌なわけじゃない」というメッセージを伝えることが大切です。

②生理のとき

生理中のセックス、人によって考え方は様々。でも、無理にする必要はありません。

断り方の例

【正直に伝えるバージョン】

  • 「ごめん、今日生理なの」
  • 「今日生理中だから、また今度ね」

【少し濁すバージョン】

  • 「今日はちょっと体調が...また今度でもいい?」
  • 「今日は無理な日なの。わかってくれる?」

男性が理解しやすい伝え方

生理のことを理解していない男性が多いことも実情です。「どのくらい辛いか」「なぜダメなのか」を簡単に説明すると、理解が深まりますよ。
「生理痛がひどくて、正直動くのも辛いの」
「生理中は体が敏感で、触られるだけでも不快に感じちゃうことがあるの」
などのような、あなたの体調を具体的に伝えてあげましょう。

代替案の提案

「セックスは無理だけど、他のスキンシップならOK」という場合は、代替案を提案するのもアリ。
たとえば...
「今日は一緒に寝るだけでもいい?」
「ハグやキスならしたいな」
「あなたが良ければ、私があなたを気持ち良くすることはできるよ」(手や口でのサービス)

③体調不良・痛みがあるとき

風邪気味、頭痛、腹痛、または前回のセックスで痛みが残っている...そんなときは、絶対に無理をしないでください。

断り方の例

【体調不良の場合】

  • 「ごめん、今日風邪っぽくて...うつしたくないから」
  • 「頭痛がひどくて、今日は無理そう」

【痛みがある場合】

  • 「この前ちょっと痛かったから、今日は控えたいな」
  • 「実は最近、痛みを感じることがあって...」

具体的に何がダメかを伝える方法

「痛い」だけでは、相手は何が原因かわかりません。具体的に伝えることで、次回以降の改善にもつながります。
たとえば...
「挿入が痛いから、今日は無理」
「激しい動きが辛いから、今日は優しくしてほしい」
「この体位は痛いから、別の体位にしてもらえる?」

我慢しないで伝える大切さ

「彼を満足させなきゃ」「断ったら嫌われるかも」...そんな気持ちで無理をすると、体だけでなく心も傷ついていきます。
本当にあなたを大切に思っている相手なら、あなたの体調や気持ちを尊重してくれるはずです。我慢して応じることは、長期的には関係を悪化させかねません。我慢せずに、勇気を出して伝えましょう。

④単純に嫌・気持ちが冷めているとき

一番難しいのが、このシチュエーション。「したくない理由が、自分にある」場合です。

関係を続けるなら:やんわり断る方法

一時的に気持ちが離れているだけで、関係自体は続けたい場合。

「今日はそういう気分じゃないの。ごめんね」
「ちょっと1人になりたい気分」
「最近疲れてて、セックスする気力がないの」

などと伝えるといいですね。
ただし、これが続くと相手も察します。根本的な問題があるなら、一度ちゃんと話し合う時間を作ることも必要です。

関係を終わらせたいなら:キッパリ断る方法

もう関係を続けたくない、セフレを卒業したい、別れを考えている...そんな場合は、曖昧にせずハッキリ伝えることも大切。

「ごめん、もうこういう関係は続けられないと思う」
「私たち、一度ちゃんと話し合った方がいいと思う」
「正直に言うね。もう気持ちが冷めてしまったの」

このようにキッパリ断ることは、相手にとっても優しさです。曖昧にズルズル続けることで、お互いの時間を無駄にするよりも、ハッキリ終わらせる勇気も時には必要。

断られた・断ったあとの気まずさを解消する方法

誘ったり断ったりした後、一番怖いのが「気まずい空気」ですよね。

男性から断られたときの対処法

勇気を出して誘ったのに断られた...傷つきますよね。でも、断られることは悪いことじゃありません。

相手にも体調や気分、仕事の疲れがあります。断られたからといって、「私に魅力がない」「嫌われた」というわけではないんです。むしろ、お互いに「今日は無理」と正直に言い合える関係の方が、長続きする健全な関係と言えます。

✓やってはいけないこと

  • 不機嫌になる
  • 「私に魅力ないってこと?」と責める
  • 何日も無視する

✓やるべきこと

  • 「わかった、また今度ね」と軽く流す
  • 相手の理由を尊重する
  • 普段通りに接する

男性も、断るのは勇気がいるんです。「断ったら傷つけちゃうかな」「嫌われるかな」と悩んでいます。あなたが軽く受け流すことで、「ああ、わかってくれたんだ」と安心します。

自分が断った後のフォロー方法

断った後、「嫌われたかな」「怒ってないかな」と不安になることもありますよね。

✓フォローの方法

  • 翌日、何事もなかったように「おはよう」とLINE
  • 「昨日はごめんね。体調悪かっただけだから、気にしないでね」と一言添える
  • 次に会ったとき、いつも通りに接する
  • 余裕があれば、次は自分から誘ってみる

「断ったけど、あなたのこと嫌いになったわけじゃない」というメッセージを伝えることが大切です。

次につながる空気作り

断ったり断られたりしても、それで関係が終わるわけじゃありません。むしろ、お互いの気持ちや体調を尊重できる関係は、より健全で長続きします。
「今日はダメだったけど、次はいつにする?」
「週末ならゆっくりできるから、楽しみにしててね」
こうやって「次」を示すことで、「今回はダメだったけど、また機会はある」と相手に安心感を与えられます。

まとめ:誘うのも断るのも、あなたの権利

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
セックスは、2人の合意があって初めて成り立つもの。どちらかが無理をしたり、我慢したりする必要はありません。
そして、誘いたいときは、誘っていい。
「女性から誘うのは恥ずかしい」「がっついてると思われる」...そんな古い価値観は、捨ててしまいましょう。あなたが誘うことは、相手への愛情表現。自信を持って。

また、断りたいときは、断っていい。
「断ったら嫌われる」「相手を傷つける」...そう思って無理をする必要はありません。あなたの体と心は、あなたのもの。自分を大切にしてください。
大切なのは、コミュニケーション。
誘うときも、断るときも、相手を思いやりつつ、自分の気持ちを伝える。それが、より良い関係を築く第一歩です。
あなたとパートナーの関係が、もっと心地よく、もっと幸せなものになりますように。

この記事を書いた人

編集部ライター ほのかサムネイル

編集部ライター ほのか

WEBライター。女性の恋愛に関するお悩みや、心と体についての記事など多様に執筆。皆さんの「知りたい」に寄り添う記事を書いています。

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