「恋人は欲しいと思っているのに、なかなか好きな人ができない」
そんな自分に、少し焦りを感じてはいませんか?
周りに恋人ができたり、幸せそうなカップルを見かけたりすると、「私もそろそろ恋愛したいな」と思うこともあるでしょう。でも、恋人が欲しいという気持ちがあっても、誰かを好きになるタイミングまで自分で決められるわけではありません。
だからこそ、好きな人ができない自分を責める前に、一度「私はなぜ恋人が欲しいんだろう?」と考えてみませんか。
自分が本当に求めているものが見えてくると、どんな恋愛をしたいのか、どんな出会いを大切にしたいのかも、少しずつわかってくるかもしれません。
恋人が欲しいのに好きな人ができないのはなぜ?
「恋人が欲しい」と思っているのに、なぜ誰にも心が動かないんだろう。
そう感じると、「理想が高すぎるのかな」「私には恋愛が向いていないのかな」と、自分の中に原因を探したくなることもあるかもしれません。
でも、恋人が欲しい気持ちと、誰かを好きになる気持ちは、必ずしも同じタイミングで生まれるものではありません。
ひとまず、「好きな人がいない=何かがおかしい」と決めつけなくても大丈夫です。
周りを見て「恋人をつくらなきゃ」と焦っている
友人に恋人ができたり、結婚の報告が続いたりすると、「私だけ取り残されている気がする」と感じることがあります。
SNSを開けば、楽しそうなデートや幸せそうなカップルの写真が目に入ってくることもあるでしょう。
そんな環境にいるうちに、いつの間にか、
「私も恋人をつくらなきゃ」
という気持ちが強くなっていることがあります。
もちろん、周りを見て「私も恋愛したい」と思うこと自体は悪いことではありません。それが自分の願いに気づくきっかけになることもあります。
ただ、「誰かと恋愛をしたい」よりも「恋人がいる自分になりたい」という焦りのほうが大きくなっているなら、誰と会ってもなかなか気持ちが動かないこともあるかもしれません。
恋愛は、周りと同じタイミングで始めなければいけないものではないのです。
「好きになれそうな人」を探しすぎている
出会った相手を、
「恋人候補になるかな?」
「条件は合っているかな?」
「この人を好きになれそうかな?」
と、最初から恋愛対象として判断しようとしていないでしょうか。
真剣に恋人を探している人なら、そうなってしまうのも無理はありません。
でも、恋愛感情は必ずしも最初からはっきり現れるものではありません。
「話しているとなんだか楽しい」
「この人の考え方、ちょっと好きかも」
「また会ってみたいな」
そんな小さな好奇心や心地よさから、あとになって「好き」に変わることもあります。
最初から「恋愛になるかどうか」を決めようとせず、「この人のことをもう少し知ってみたい」と思えるかどうかを大切にすると、出会いをもう少し気楽に楽しめるかもしれません。
そもそも、なぜ恋人が欲しい?
好きな人ができないと、「どうしたら人を好きになれるんだろう?」と考えたくなるものです。
でも、その前に、一度問いを変えてみるのもよさそうです。
「私は、どうして恋人が欲しいんだろう?」
すぐに立派な答えが出なくても構いません。
「ひとりだと寂しいから」でもいいですし、「周りのカップルが幸せそうだから、私もあんな時間を過ごしてみたい」と思っているのかもしれません。
恋人が欲しい理由は、人それぞれでいい
たとえば、
休日を一緒に過ごせる人が欲しい。
誰かに愛されたい。
好きな人と旅行や食事を楽しみたい。
結婚して家庭をつくりたい。
つらいときに支え合える相手が欲しい。
そうした願いのどれかに心当たりがある人もいるでしょう。
「寂しいから恋人が欲しいなんて、自立できていないのかな」と思う必要もありません。
人とつながりたいと思うことも、愛されたいと思うことも、ごく自然な願いです。
大切なのは、その理由を良い・悪いと評価することではなく、「私はこういうものを求めているんだな」と自分自身がわかっていることではないでしょうか。
欲しいのは「恋人」ではなく、その先にあるものかもしれない
「恋人が欲しい」という気持ちをもう少し掘り下げてみると、その奥に自分らしい願いが見えてくることがあります。
たとえば、「恋人が欲しい」のは、休日を一緒に過ごせる相手が欲しいからかもしれません。
では、なぜ一緒に過ごしたいのでしょう。
もしかすると、「好きな人と日常の小さな出来事を分かち合いたい」という願いがあるのかもしれません。
また、「誰かに愛されたい」という気持ちの奥には、「そのままの自分を大切にしてもらえる安心感が欲しい」という思いが隠れていることもあるでしょう。
そう考えていくと、自分が求めているのは、単に「恋人」という肩書きではなく、その人との間でどんな気持ちを味わいたいのか、どんな関係を育てたいのかなのだと気づくことがあります。
「どんな人がいい?」より「どんな恋愛がしたい?」を考えてみる
恋人を探そうとすると、つい相手の条件に目が向きます。
優しい人がいい。
仕事を頑張っている人がいい。
見た目もある程度タイプの人がいい。
もちろん、自分なりの希望を持つことは悪いことではありません。
ただ、条件だけを並べても、本当に自分に合う相手が見えるとは限りません。
そこで、「どんな人がいい?」の前に、
「私は、どんな恋愛をしていると幸せなんだろう?」
と考えてみるのはどうでしょうか。
自分が望む「関係」を思い描いてみる
たとえば、
一緒にくだらないことで笑える関係がいい。
何かあったら逃げずに話し合いたい。
お互いに一人の時間も大切にしたい。
仕事や夢を応援し合いたい。
弱いところも安心して見せられる関係がいい。
愛情は、言葉や行動できちんと伝え合いたい。
こんなふうに「関係」に目を向けると、相手選びの見方が少し変わってきます。
「恋人になってくれそうな人」を探すのではなく、
「私が望んでいる関係を、この人と一緒につくっていけそうかな?」
と考えられるようになるからです。
それは、相手を厳しく採点するということではありません。
自分にとって大切なものを知ったうえで、人と出会うということです。
好きな人ができない今も、焦らなくていい
好きな人がいない時間を、「恋愛が何も進んでいない時間」のように感じることもあるかもしれません。
でも、その時間だからこそできることもあります。
「私はどんな人といると自然体でいられるんだろう」
「どんなときに、人に心を開きたくなるんだろう」
「どんな関係を築けたら、私は幸せなんだろう」
そんなことをゆっくり考えておくことは、これから誰かと出会ったときの自分の道しるべになります。
もちろん、恋人が欲しいなら、出会いの場へ行ったり、新しい人と話したりすることも大切です。
でも、「早く好きな人を見つけなきゃ」と、自分の心まで急かさなくても大丈夫です。
まずは、
「私はなぜ恋人が欲しいんだろう?」
そして、
「その人と、どんな毎日を過ごしたいんだろう?」
と、自分に問いかけてみてください。
その答えが少しずつ見えてくれば、ただ出会いの数を増やすだけではなく、「私はこんな出会いを大切にしたい」という自分なりの感覚も育っていくはずです。
好きな人を無理につくろうとするより、まずは自分がどんな幸せを望んでいるのかを知っておく。
それも、これから始まる恋愛に向けた、大切な一歩なることでしょう。
