自分の友達の中に、何かにつけて惚気話を始めてしまう人はいませんか。惚気話ばかりしている人は自分のことばかりを話している人だと嫌がられてしまうことも多い一方、「あの人の惚気話はかわいいよね」と好意的に受け止められる人もいます。
その違いはなんなのか、人はなぜ惚気てしまうのか、具体的なエピソードを添えつつ、解説していきます。
人は惚気話をしてしまうもの?!
相手に聞かれているわけでもないのに、うっかり惚気話をしてしまう人は決して珍しくありません。自分が幸せだと思っていることを誰かに聞いて、共感や称賛して欲しいという気持ちを持つことは自然なことです。
また、惚気話のように聞こえたとしても、実はそのエピソードの中に、恋人に対する不安や悩みが隠れていることもあります。このようなケースは、惚気話をしている本人も自覚していないまま語っていることもあるため、もしも親しい友達が突然頻繁に惚気話をし始めた時は、何か悩み事でもあるのか心配してあげた方が良いかもしれません。
自慢が明け透けてしまう人は注意!
もちろん、惚気話ばかりする人の中には「私にはこんな素敵な恋人がいるのよ!」という自慢をしたいと考えている人もいます。そういった態度が透けて見えてしまうと、周囲は呆れたり嫌がったりしてしまうことでしょう。ついうっかりと惚気てしまっただけなのに、嫌味な人だと思われないように注意したいところです。
聞いている人が楽しい惚気話をできる人の特徴は?
聞いた人が不快に思わないような惚気話ができる人は、ずばり、会話のタイミングが良い、話し上手あるいは聞き上手な人であると言えます。話し上手な人は、自然に会話の方向性を持っていけるので、「そういえば、聞いてくれる?」と話題を切り替えて惚気話を始められる特徴があります。
聞き手の方はワンクッション入ることで、聞いてもいない惚気話を始められたといった不快な気持ちが起きづらいのがポイントです。
聞き上手な人の惚気の場合
また、聞き上手な人の場合、周囲から恋人の話題を振られるまでは語り始めない特徴があります。「最近、彼氏とはどう?」といった話題を振られた人の惚気話が始まっても、特に不愉快だと感じるポイントはないでしょう。
全体として、人の会話を奪ったり割り込んだりするようなことはせず、周りが自然と聞く気持ちになるタイミングまで待てる人ならば、惚気話も可愛いトークの一つとしてとらえて貰えることでしょう。
聞いて欲しい時は最初から惚気話を宣言しよう!
もしも自分の惚気話を聞いて欲しいと思ったならば、最初に「惚気話なんだけど、聞いてくれる?」と宣言してから話し出すことがおすすめです。また、笑い話なのか単なる惚気なのか、どのような方向性のエピソードであるかどうかも添えると、聞き手の受け止め方も変わります。
惚気話は本人以外からすれば単なる自慢話になりがちな上、オチがなくて聞き手が飽きてしまうことや、最終的に聞いて損したと思われてしまうことが珍しくありません。
周囲を笑わせて楽しく話すコツとは?
そういったうんざり感を回避するために、「凄い幸せなことがあったから、聞いて。オチはないけど」と軽く宣言してしまいます。周囲はオチがないのか!と笑いながら聞いてくれることでしょう。
聞かれた時に自慢ばかりにならないためには?
自分から話題にするつもりはなかったのに、恋人がいることがばれていて、話題を振られてしまうケースもあります。こんな時、相手から聞かれたことに答えているつもりでも、惚気話ばかりする人と認定されてしまう可能性がある点には注意しましょう。
例えば、「先週は家で一緒に映画を見た」とか「最近、相手の食べ物の好みがわかってきた」などという何気ない日常の話題がおすすめです。
プレゼントやディナーの話題は慎重に
特に食べ物の話題は盛り上がりやすいテーマのため、聞かれて面倒だと思った時は、好きなお菓子の種類などでお茶を濁すと良いでしょう。
反対に、デートで食べたディナーやプレゼントして貰ったものの話題などは、金銭的な自慢に思われやすいので、相手から直接聞かれない限りは避けた方が無難です。
こんな惚気は最悪?!聞かれてもいないのに話す!
周りから痛い惚気だと言われてしまうパターンの筆頭として、雑談している最中に話題を乗っ取って惚気話をしてしまうケースがあげられます。例えば、友達とディズニーランドに遊びに行った話題をし始めた時に、「私もこの前、彼氏とランドに行った〜」などと話し出すのは、最悪の惚気話と言えるでしょう。
更に酷い惚気話になると、ディズニーランドに行ったという話題が出ているにも関わらず、唐突に「彼氏とUSJに行ってきた」と別のテーマパークへと話題をすり替えて話し出すケースもあります。
そもそも他人の話題を奪うという行為は、非常に嫌われやすい行為であり、相手の話を聞く気がない残念な人だと思われても仕方ありません。もしも自分がうっかりやってしまった時は、二度同じミスを繰り返さないようにしたいところです。
こんな惚気は最悪?!人を馬鹿にする惚気話!
それぞれの恋人について語っている時ならば、多少の惚気話は許容されることでしょう。ただ、他人を馬鹿にするような惚気話は非常に痛い行為と言えます。
例えば、「彼氏がなかなか毎日の連絡をくれなくてさみしい」という惚気半分、相談や愚痴半分の話をしている時に、「私の彼氏は、おはようとおやすみのメッセージくれるけど?」などと、惚気話が始まってしまったら最悪です。最初の惚気話をしている人のことを、自分の惚気話で馬鹿にしていると反感を買ってしまうことでしょう。
マウントの取り合いにならないためには?
中には無自覚にこういった態度に出てしまう人も見られます。自分としてはあるがままの事実を言ったつもりでも、これでは単なるマウントの取り合いです。せめて、自分の彼氏がどうしてそういった対応をしてくれるようになったのか、説明にとどめておきましょう。
聞いている人の気持ちを考えることが大切!
惚気話ばかりする痛い人と思われないためには、とにかく、聞いている人のことを考えた発言を心がけましょう。これはコミュニケーションの原点であるとも言えます。
幸せな気持ちが先に立って、ついつい惚気たくなる気持ちになるのは、多くの人が持つ心理です。自分が自分がとなりすぎないようにセーブして、相手に「聞いてくれる?」とお伺いする態度を忘れないようにしましょう。