「恋人がいないと、やっぱり寂しいな」
そんなふうに感じたとき、「ひとりでも幸せでいられる人にならなきゃダメなのかな」と、自分を責めてしまうことはありませんか?
でも、誰かと一緒にいたい、愛されたい、日常を分かち合いたいと思うのは、とても自然なことです。
大切なのは、寂しさを否定することでも、恋人だけに埋めてもらおうとすることでもありません。一人の時間も、誰かと過ごす時間も、どちらも自分の幸せとして楽しめたらいいのかもしれません。
恋人がいなくて寂しいのはダメなこと?
休日に予定がないとき。
楽しそうなカップルを見かけたとき。
夜、一人で家に帰ったとき。
ふと「恋人がいたらな」と思う瞬間はあるものです。
そんなときも、「寂しいなんて依存しているのかな」「もっと一人で楽しめる人にならなきゃ」と、自分の気持ちを否定しなくても大丈夫です。
「誰かとつながりたい」と思うのは自然なこと
人は、誰かと話したい、触れ合いたい、気持ちを分かち合いたいと思うことがあります。
好きな人と一緒にごはんを食べたい。
今日あったことを聞いてほしい。
うれしいことがあったら、一番に伝えたい。
そう思うのは、「一人では生きられない弱い人」だからではありません。
恋人が欲しい理由が「寂しいから」だったとしても、まずはその気持ちを否定せず、
「私は今、誰かとのつながりを求めているんだな」
と受け止めてみてもいいのではないでしょうか。
「一人で幸せになれないと恋愛しちゃダメ」でもない
「自分で自分を満たせるようになってから恋愛しよう」
という言葉を聞くこともあります。
たしかに、自分の幸せをすべて恋人任せにしないことは大切です。
でも、何でも一人で満たせるようになってからでなければ恋愛できない、ということでもありません。
一人だからこそ味わえる幸せもあれば、誰かと一緒だからこそ味わえる幸せもあります。
その両方を求めてもいいのです。
寂しさを恋人だけで埋めようとすると苦しくなることも
寂しいから恋人が欲しい。
その気持ち自体は自然です。
ただ、「恋人さえできれば、この寂しさは全部なくなる」と思ってしまうと、恋愛が苦しくなることがあります。
「誰でもいいからそばにいてほしい」になってしまう
寂しさが強いと、
「私を好きになってくれるなら、この人でもいいかも」
と考えてしまうことがあります。
本当は違和感がある。
価値観も合わない。
大切にされていない気もする。
それでも、「また一人になるくらいなら」と関係を続けてしまう。
そんなときは、
「私はこの人と一緒にいたい?」
ではなく、
「一人になりたくないから、この人を選んでいない?」と、自分にそっと聞いてみてもいいかもしれません。
恋人に求めるものが大きくなりすぎる
恋人だけが心の支えになると、相手のちょっとした変化まで大きな出来事に感じることがあります。
連絡が来ないと不安になる。
会えない休日は何も楽しくない。
相手が友人と過ごしているだけで寂しくなる。
恋人は大切な存在です。でも、その人ひとりが自分の安心や楽しさ、寂しさのすべてを引き受けることになると、二人とも苦しくなってしまうことがあります。
一人の時間にも、自分なりの幸せを増やしてみよう
「一人でも平気にならなきゃ」と無理をする必要はありません。
それよりも、恋人がいる・いないに関係なく、自分の毎日の中に小さな楽しみを増やしてみるのはどうでしょうか。
恋愛以外にも、自分を満たすものを持つ
好きなカフェに行く。
友達と話す。
仕事に夢中になる。
映画を観る。
旅行に行く。
何もせず、ゆっくり過ごす。
人によって心が満たされるものは違います。
大切なのは、「一人で何でもできる人」になることではなく、自分には恋愛以外にも幸せを感じられる場所があると知っておくことです。
そうすると、恋人は「私を幸せにしてくれる唯一の人」ではなく、「すでにある自分の人生に、新しい幸せを一緒につくってくれる人」になっていきます。
自立とは「誰も必要としないこと」ではない
自立というと、誰にも頼らず、一人で何でもできることのように思えるかもしれません。
でも、本当に大切なのは、「誰も必要としない自分」になることではなく、自分の気持ちを知りながら、必要なときには人と支え合えることなのではないでしょうか。
寂しいときに「寂しい」と思える。
誰かに会いたいときには、会いたいと思える。
そのうえで、自分の人生も大切にする。
そんなバランスがあってもいいのです。
一人の幸せと、二人の幸せは両方あっていい
恋人がいない今を、無理に「最高!」と思わなくても大丈夫です。
「恋人がいたらもっと楽しいのにな」と思う日もあるでしょう。
その気持ちを持ちながら、今の生活の中にも好きなものや心地よい時間を見つけていく。
そして、いつか誰かと出会ったら、
「この人がいないと私は幸せになれない」
ではなく、
「私の人生も好き。そして、この人と一緒にいると、また別の幸せが増える」
と思える関係を育てていけたら素敵です。
恋人が欲しいと思う自分も、一人の時間を楽しむ自分も、どちらかを否定する必要はありません。
ひとりの幸せと、誰かと分かち合う幸せ。
その両方を大切にできることが、自分らしい恋愛につながっていくのかもしれません。
