最近、性行為に嫌悪感を持つようになったという方はいますか。性嫌悪になってしまうと、相手との関係にも影響するでしょう。性嫌悪になることで及ぼす生活や交際への悪影響とはどのようなものなのでしょうか。
最終的に損得があるのかも知りたいですよね。これから、性嫌悪の特徴や原因についてご紹介します。また、女性で性嫌悪に陥った人の悩み、脱却するための対応策についてもご紹介しますので、参考にしてみてください。
性嫌悪とはどのようなものか
性嫌悪とは、性的な表現や行為に嫌悪感をもつことです。男性が下ネタを話していると、嫌悪感を抱いてしまうことがあります。一方で、好きな人との性的行為や下ネタでの会話は、スムーズにできる人もいるでしょう。
しかし、好きな人との性的行為や性的言動にも嫌悪感をもってしまうことが、性嫌悪です。
この状態が続くと
この状態が続くと、パートナーとの性行為がなくなり、関係に悪影響を及ぼしてしまいます。性嫌悪の症状は、人によってさまざまです。性嫌悪になった人の多くは、特定の人だけでなく、全ての人に対して嫌悪感を抱いてしまいます。
男性との会話を避ける、男性と接する機会を避ける、性行為の拒否などの行動が特徴的です。
性嫌悪の原因を知ろう!
性嫌悪の原因とは「性行為は汚いという先入観」です。例えば、小さい時や思春期にドラマや雑誌などで見た性行為・性的表現に嫌悪感を抱いてしまうと、性嫌悪になる可能性があります。
また、「性行為へのトラウマ」も原因の一つです。性的虐待や性的行為への恐怖体験があると、性嫌悪になることがあります。「出産などで興味がなくなる」のも性嫌悪の原因です。
ホルモンバランスの変化?
女性は産後にホルモンの影響で、性的行為への興味が薄れます。そのような状態でパートナーに性的行為を要求されると、性嫌悪になってしまうことがあるのです。「挿入障害」「薬剤誘発性の機能障害」も原因になります。
例えば、子宮内膜症や薬による副作用で、性的行為での痛みや性機能障害になることもあるでしょう。そのような時に苦痛を感じながら性行為をしてしまうと、性嫌悪になりやすいです。
女性で性嫌悪に陥った人の悩み1「生活や交際への影響がある」
性嫌悪に陥った女性の悩みとは「生活や交際に影響がある」です。性嫌悪になってしまうと、パートナーとの性的行為が減ってしまいます。性的行為だけでなく、日頃の会話やスキンシップも少なくなる可能性があるでしょう。相手は何があったのかと心配しますが、それと同時に怒りを表すことも多いです。
性嫌悪はストレスの元?
女性側は申し訳ないという気持ちと性嫌悪によって、ストレスを感じてしまいます。性嫌悪はパートナーが悪いとは限らないので、2人の関係性に影響が出てしまうのです。
お互いの気持ちを伝え合わないと、気持ちがすれ違って破局の原因になってしまいます。夫婦の場合、性的行為がないという理由で離婚することもあるでしょう。
女性で性嫌悪に陥った人の悩み2「恋愛関係を続けられない」
性嫌悪に陥った女性の悩みとは「恋愛関係を続けられない」です。性嫌悪になってしまうと、全ての男性に嫌悪感を抱いてしまいます。もし、好きな人ができても、実際に触れる機会や会話をすることを避けてしまうでしょう。
交際しても性嫌悪によって性的行為やスキンシップはできないだろうと判断し、恋愛を進める行動ができません。
相手との関係に影響も
交際することになっても、性的行為を拒否することもあり、相手との関係が悪くなってしまいます。よって、恋愛関係を長く続けられません。男性側もお互いの愛を確かめるために、性的行為を望みます。しかし、性的行為の拒否で愛されていないと誤解し、気持ちが冷めてしまうこともあるのです。
性嫌悪から脱却するには
①「信頼関係を深めて、パートナーに打ち明ける」
性嫌悪から脱却するための方法として、「パートナーに打ち明ける」があります。これは、一番の克服方法になるでしょう。まずは信頼関係を築いてから、性嫌悪になったことをパートナーへ打ち明けます。
パートナーも、なぜ性的行為を拒否するのか悩んでいることもあるでしょう。気持ちを理解し合うことで、お互いの不安を取り除くことができます。
一緒に悩んでくれる男性も
例えば、出産などで性的行為への興味が薄れた場合は、パートナーは性嫌悪がなくなるまで待ってくれるでしょう。性的虐待などで恐怖心があった時は、一緒になって悩んでくれます。
性嫌悪になった原因を理解し合い、それに合った対応ができれば、克服できる可能性が高いです。
②「カウンセリングを受ける」
「カウンセリングを受ける」ことも、性嫌悪の克服方法になります。もし、性嫌悪になっていると思った時は、精神科などで話を聞いてもらうのもいいでしょう。性嫌悪になった原因や今の状態を話すことで、気持ちが落ちつきます。また、パートナーと一緒にカウンセリングを受ければ、早く克服できるかもしれません。
パートナーの協力が必要
性嫌悪には、長期的なパートナーの協力が必要です。一緒にカウンセリングを受ければ、パートナーが自分の状態や気持ちを理解してくれるため、克服するための行動に協力してくれます。
カウンセリングでは、ストレスや不安な気持ちを楽にしてくれるだけでなく、今後の行動をアドバイスしてくれるでしょう。自分とパートナーだけでは解決できなかった方法を知ることもでき、性嫌悪の脱却に近づけます。
性嫌悪は克服できる!特徴や対応策を理解しよう!
性嫌悪は克服することが可能です。性嫌悪は相手との関係にも影響が出てしまうので、損と得でいえば、損をしているでしょう。恋愛関係も続かず、恋愛を楽しむことができません。
性嫌悪になった時は自分だけで悩まず、気持ちを打ち明けることやカウンセリングを受けるのは大切です。原因や克服方法が分かれば、パートナーとの関係も良くなるでしょう。これを参考に、性嫌悪について理解してみてください。